野生生物との共生1

野生鳥獣保護管理ハンドブック

ワイルドライフ・マネージメントを目指して


野生鳥獣保護管理ハンドブック
野生鳥獣保護管研究会 編
A5判 418>ペー>ジ 並製
ISBN978-4-88965-128-7 C3061
品切(絶版)
奥付の初版発行年月:2001年03月
書店発売日:2001年03月26日

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内容紹介

鳥獣保護・狩猟制度、希少種の保護事業などの全容を、最新のデータ・参考資料とともに解説した初めての1冊! 野生生物との共存に取り組むすべての方に愛用されています。

目次

野生鳥獣の現状
第1章 鳥獣保護制度
 1.鳥獣保護法
 2.鳥獣保護事業計画
 3.鳥獣保護区
 4.司法警察員
 5.鳥獣保護員
 6.捕獲許可
 7.野生鳥獣の輸出入
 8.野生鳥獣の流通規制
 9.鳥獣保護法の罰則
第2章 狩猟制度
 10.狩猟鳥獣
 11.狩猟免許
 12.法定猟具
 13.狩猟制限
 14.猟  区
 15.休猟区
 16.銃猟禁止区域・銃猟制限区域
 17.狩猟者登録税、入猟税
 18.鉛弾の使用規制
 19.狩猟者
第3章 希少な鳥獣の保護
 20.種の保存法
 21.レッドデータブック
 22.ラムサール条約
 23.天然記念物
第4章 野生鳥獣との共生
 24.ワイルドライフ・マネージメント
 25.特定鳥獣保護管理計画
 26.緑の回廊
 27.鳥獣被害防除対策
 28.有害鳥獣駆除
 29.損失補償
 30.傷病鳥獣
 31.移入種問題
第5章 共生に向けた課題
 32.猛禽類の保護管理
 33.かすみ網問題
 34.愛玩飼養と密猟問題
 35.クマの保護管理
 36.メスジカの可猟化
 37.エゾシカの保護管理
 38.カモシカの保護管理
 39.カラス問題
 40.カワウ問題
第6章 その他の鳥獣保護施策
 41.国鳥・都道府県民の鳥(獣)
 42.愛鳥週間・全国野鳥保護のつどい
 43.愛鳥モデル校
 44.「小鳥がさえずる森」づくり運動
 45.野鳥の森
 46.野生鳥獣に関する研究機関
 47.鳥類標識調査
 48.ガンカモ調査
資料編
 1.鳥獣保護法改正に係る付帯決議一覧
 2.第9次鳥獣保護事業計画の基準と第8次鳥獣保護事業計画(改定版)の対照表

前書きなど

 わが国における人と野生鳥獣のかかわりあいには、永い歴史があり、さまざまな軋轢はあったものの、両者はこの狭隘な国土の上で、住み分けをしながら共存してきました。しかしながら、近年、国土開発の進展や中山間地域における過疎化の進行とともに、シカ、サル、イノシシなどによる農林業被害が急増しています。一方、西日本のツキノワグマなどは生息地が分断され、絶滅のおそれにさらされています。
 このような状況の下で、国民の間に、人と野生鳥獣との共生をどのように図っていけばよいのかという問題に対する関心が高まっています。2000(平成12)年6月には鳥獣保護法が改正され、科学的・計画的な野生鳥獣の保護管理、いわゆるワイルドライフ・マネージメントを実施する特定鳥獣保護管理計画制度が創設されました。今後の鳥獣行政は、このワイルドライフ・マネージメントの考え方に基づいて実施されていくこととなるでしょう。
 本書は、現場で野生鳥獣の保護管理に取り組まれている、都道府県、市町村、農業組合、森林組合等の職員、鳥獣保護員、狩猟者、研究者、野生鳥獣の保護管理に強い関心を持たれているNGOや一般の方々に、大きな転換期を迎えている鳥獣行政の概要についての理解を深めていただくためのハンドブックとして編集しました。広くご活用いただければ幸いです。

2001(平成13)年3月
野生鳥獣保護管理研究会
代表 上河 潔