海外・国際問題5

日露国際林業関係史論

戦前期の実証


日露国際林業関係史論
萩野 敏雄
A5判 350>ペー>ジ 上製
ISBN978-4-88965-133-1 C3061
品切(絶版)
奥付の初版発行年月:2001年08月
書店発売日:2001年08月31日

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内容紹介

日露戦争以後から太平洋戦争終末までの日露林業関係を、新たに発掘された満州国林業局の内部資料等を駆使して鮮明に描き出した労作! 空白となっていた研究分野に切り込んだ貴重な成果。

目次

はしがき

序 章 日本の木材輸出国期
1.木材貿易出超の構造
2.前期(安政年間〜明治28年)
 1 木材輸出機運の醸成
 2 「直輸出」と先駆商社
 3 「直輸出」の不振
3.後期(明治29年〜大正9年)
 1 山林局の木材輸出促進方策
 2 三井物産の北海道進出と輸出転機
 3 清国市場
 4 韓国市場

第1章 帝政ロシア期の日露国際林業関係
1.極東シベリアの林業
 1 森林植生
 2 林政略史
 3 林業労働力の存在形態
 4 山林局「露国林業復命書」
2.朝鮮をめぐる日露林業紛争
 1 ロシア南下政策と朝鮮半島
 2 日本軍の鴨緑江流域軍政
3.ロシア材の初期貿易
 1 日本木材資本活動の拠点、ウラジオ港
 2 マッチ軸木用材の輸入

第2章 日本のシベリア出兵
1.出兵の全課程
 1 全体の諸状況
 2 中国領北満地域と日本軍
2.外務省の諸施策
 1 臨時西比利亜経済援助委員会の設置
 2 財界創設の「極東興業団」
 3 大規模な「西比利亜(極東地方)森林調査
 4 「哈爾浜学院」の設立
 5 諸調査資料の刊行

第3章 沿岸州森林開発と日本企業
1.前段階の伐出事業
 1 ロシア革命初期の進出
 2 極東共和国誕生と日本外交
 3 日本業者の乱脈伐採
 4 内政混乱下の大正10年森林入札
2.本格段階の伐出事業
 1 大正10〜11年冬山の強行
 2 ソ連邦体制下の大正12〜13年冬山
3.日ソ国交回復ごの伐採事業
 1 露領林業組合による森林利権交渉
 2 露領林業KKによる生産と挫折
 3 商業輸入方式への転換

第4章 日本保障占領下の北樺太問題
1.北樺太林政の沿革
 1 樺太島帰属問題とロシア林政
 2 日本軍政方針と林政
 3 日本企業と北樺太材
2.北樺太買取案と撤兵
 1 領土・森林の評価額と日ソ間交渉
 2 薩哈嗹軍政部の終末
3.軍政の遺産、3大調査
 1 「北樺太森林調査」
 2 「北樺太植物調査」
 3 「北樺太農牧適地調査」

第5章 北満ロシア圏の日露国際林業関係
1.北満鉄路敷設と沿岸開発
 1 ロシア社会経済圏の形成
 2 林場の分布と、伐出事業における2大存立条件
2.東部線沿線の林場経営
 1 概  況
 2 ポポフ兄弟商会(白系ロシア人)
 3 スキデルスキー(白系ロシア人)
 4 カワルスキー(ロシアより転籍のポーランド人)
 5 北満鉄路
 6 海林採木公司(東洋拓殖KK系)
3.西部線沿線の林場経営
 1 概況
 2 札免採木公司(満鉄系)
 3 海敏採木公司(露・中合弁)
4.満州国期の大変革
 1 ソ連からの北満鉄路接収
 2 林場一掃と森林警備強化
 3 満州の林業王、近藤林業公司の14年間

付 録
A 外務省および薩軍政部の調査報告書目次
 1 外務省西比利亜経済援助部「西比利亜(極東地方)森林調査報告」
 2 薩哈嗹軍政部「北樺太森林調査書」(大正14年6月)
 3 同「北樺太植物調査書」(大正13年4月)
 4 同「北樺太農牧適地調査書」(大正14年8月)
B 外務省外交資料館所蔵文書の利用目録(1〜20)