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木材自給率が30年ぶりに約35%に回復

木材自給率が30年ぶりに約35%に回復

木材自給率が30年ぶりに約35%に戻った。林野庁が9月26日に公表した「平成28年木材需給表」によると、同年の自給率は前年より1.6ポイントアップの34.8%となり、6年連続で上昇した。自給率が35%水準を記録するのは、 […]

素材生産量が3.7%アップ、国産材率は0.5ポイント低下

素材生産量が3.7%アップ、国産材率は0.5ポイント低下

農林水産省は4月18日に「平成28年木材統計」を公表した。同年の素材生産量は2,602万9,000m3で前年より3.7%増加した。国産材は前年比3.0%増、外材は同6.4%増で、国産材の割合は79.4%と前年より0.5ポ […]

シンガポールの熱帯雨林から親種が消える? 森林総研が雑種化を解明

シンガポールの熱帯雨林から親種が消える? 森林総研が雑種化を解明

森林総合研究所は、高知大学や愛媛大学、大阪市立大学、国際農林水産業研究センター、シンガポール国立南洋理工大学と共同で、シンガポールに唯一残されている貴重な熱帯雨林(ブキティマ自然保護区)の優占種であるフタバガキ科の数種で […]

木材輸出額が4%増と続伸もフィリピン工場の火災に懸念

木材輸出額が4%増と続伸もフィリピン工場の火災に懸念

昨年(平成28年)の木材輸出額が前年より4%増えて238億2,700万円になった。伸び率は鈍化したが、依然として増加基調をキープ。ただし、輸出増の牽引役であるフィリピンで、(株)一条工務店の関連工場に火災事故が発生し、今 […]

国が整備する公共建築物の木造化率が初めて5割を突破

国が整備する公共建築物の木造化率が初めて5割を突破

国(中央省庁)が整備している公共建築物の木造化率が初めて5割を突破した。公共建築物等木材利用促進法(「林政ニュース」第389・395号参照)の基本方針では、国が手がける低層(3階以下)の施設について「原則としてすべて木造 […]

平成27年の木材自給率を0.1%引き下げ、33.2%に

平成27年の木材自給率を0.1%引き下げ、33.2%に

林野庁は、「平成27年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(確定値)を1月31日に公表した。同年にエネルギー利用された木材チップ量は690万トン(絶乾)で、昨年(平成28年)8月に速報値として公表した約719万ト […]

2月22日に国産合板等木材製品の輸出促進に向けた台湾マーケット調査報告会

2月22日に国産合板等木材製品の輸出促進に向けた台湾マーケット調査報告会

日本合板工業組合連合会は、2月22日(水)に東京都江東区の木材会館で「国産合板等木材製品の輸出促進に向けた台湾マーケット調査報告会」を開催する。 国産合板等の輸出状況や台湾におけるニーズなどに関する調査結果が発表される。 […]

3月9日に国内広葉樹資源調査の報告会

3月9日に国内広葉樹資源調査の報告会

アジア航測(株)は、3月9日(木)午後2時から東京都江東区の木材会館で「多様な木材需要に対応するための需給動向調査」成果報告会を開催する。平成28年度林野庁委託事業として実施した「広葉樹の国有林内資源状況と需要動向」に関 […]

木質ペレット生産量が12.0万トンに縮小、岩手の工場閉鎖などで

木質ペレット生産量が12.0万トンに縮小、岩手の工場閉鎖などで

昨年(平成27年)の木質ペレット(木質粒状燃料)生産量が前年比マイナス5.1%の12.0万トンに減少した。岩手県での工場閉鎖(「林政ニュース」第510号参照)などが影響した模様。なお、生産されたペレットの96.0%(11 […]

木材自給率が33.3%に上昇も総需要量は0.7%減

木材自給率が33.3%に上昇も総需要量は0.7%減

最新データとなる平成27年の木材自給率が9月27日に発表され、前年より2.1ポイントアップの33.3%に上昇した。ただし、同年の木材総需要量は前年比マイナス0.7%の7,530万m3に縮小。木質バイオマス発電向け燃料材需 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本