森と木と人のつながりを考える

» 統計・調査

2017年の林業産出額が4,859億円に増加

2017年の林業産出額が4,859億円に増加

2017年の林業産出額が対前年比3.2%増の4,859億円に増加した。農林水産省が2月20日に公表した。林業産出額は、2012年から上昇基調になっており、2017年の4,859億円は2002年以降で最も高い水準となった。 […]

木材輸出額が7%増、41年ぶりに350億円超え

木材輸出額が7%増、41年ぶりに350億円超え

昨年(2018年)の木材輸出額が前年比7%増となり、41年ぶりに350億円を突破した。中国向けの丸太に加えて、米国向けのスギフェンス材が増え、上昇基調が続いている。なお、昭和30年代半ばから50年代半ばには、年間300~ […]

林野庁の「農林業センサス」と「木材統計」は問題なし

林野庁の「農林業センサス」と「木材統計」は問題なし

厚生労働省の統計不正問題を受けて政府が56の基幹統計を対象に行った適正調査の結果、約4割の統計でデータ作成などに誤りが見つかったが、林野庁が所管する「農林業センサス」と「木材統計」については問題がなかった。→詳しくは、「 […]

松くい虫被害は減少するもナラ枯れは3年連続増加

松くい虫被害は減少するもナラ枯れは3年連続増加

林野庁は、昨年度(2017年度)に発生した松くい虫被害量とびナラ枯れ被害量を11月7日に公表した。松くい虫被害は北海道を除く46都府県で発生し、総被害量は前年度より約4万1,000m3減の約40万m3だった。被害量がピー […]

広島県のスギ・ヒノキ原木生産量が約34万m3に増加

広島県のスギ・ヒノキ原木生産量が約34万m3に増加

広島県内における昨年度(2017年度)のスギ・ヒノキ原木生産量が前年度比6%増(1.9万m3増)の33.9万m3に達し、2010年度比では2.3倍に増大した。同県独自に調べたもので、流通面では「直送」の割合が増えている。 […]

木材自給率が7年連続で上昇、36.1%に

木材自給率が7年連続で上昇、36.1%に

木材自給率の上昇が続いている(「林政ニュース」第542・566号参照)。林野庁が9月28日に公表した2017(平成29)年の「木材需給表」によると、同年の木材自給率は前年より1.3ポイントアップの36.1%となり、201 […]

国産ペレットの生産量5.3%増も自給率は低下

国産ペレットの生産量5.3%増も自給率は低下

昨年(2017年)の国産木質ペレット(木質粒状燃料)の生産量は12.7万トンで、前年からは0.6万トン、5.3%の増加となった(林野庁が9月7日に発表)。ただし、輸入ペレット量が対前年比46%増の50.6万トンと大きく伸 […]

エネルギー用チップ量が12.8%増の約873万トンに拡大

エネルギー用チップ量が12.8%増の約873万トンに拡大

バイオマスエネルギー用に使われる木材チップ量が増加し続けている。昨年(2017年)1年間の利用量は前年より約100万トン(絶乾トン)増えて約873万トン(対前年比12.8%増)に達した。FIT(再生可能エネルギーの固定価 […]

最新白書は「新たな森林管理システム」を特集

最新白書は「新たな森林管理システム」を特集

政府は6月1日の閣議で、2017(平成29)年度の「森林・林業白書」を決定した。トピックスと全6章で構成し、特集テーマ(第1章)は「新たな森林管理システムの構築」。森林環境税の創設や森林経営管理法の制定などを踏まえて実施 […]

素材需給の約8割を国産材が占める、2017年木材統計

素材需給の約8割を国産材が占める、2017年木材統計

農林水産省は5月25日に、2017年の木材統計を公表した。同年の素材需給量は2,633万7,000m3で、このうち80.8%の2,127万9,000m3を国産材が占めた。素材需要量の品目別割合は、製材用が63.8%、合板 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本