森と木と人のつながりを考える

» 育種・バイオテクノロジー

少花粉スギ増産へ山形県研修センターが閉鎖型採種園を新設

少花粉スギ増産へ山形県研修センターが閉鎖型採種園を新設

山形県森林研究研修センター(寒河江市)は、政府の花粉発生源対策(『林政ニュース』第699・702号参照)を受け、来年度(2024年度)中に閉鎖型採種園を新設し、スギ「特定母樹」の種子を増産する。同センターが閉鎖型採種園を […]

林木育種センターで原種増産施設の新設工事が進む

林木育種センターで原種増産施設の新設工事が進む

スギの伐採・植え替え促進に向けて、苗木の増産体制整備が進んできている。茨城県日立市の林木育種センターでは、今年度(2023年度)補正予算(『林政ニュース』第713号参照)を活用して原種増産施設の新設工事が行われており、3 […]

国有林内で初の「カラマツエリートツリー特定母樹展示林」

国有林内で初の「カラマツエリートツリー特定母樹展示林」

中部森林管理局の東信森林管理署が管轄する長野県御代田町の浅間山国有林内に、国内で2か所目となるカラマツエリートツリー特定母樹の展示林が設定された。中部局と長野県、伊那市、林木育種センターの4者は、昨年(2022年)3月3 […]

スギ・ヒノキなど4樹種の全ゲノム解読に成功

スギ・ヒノキなど4樹種の全ゲノム解読に成功

かずさDNA研究所と森林総合研究所林木育種センターは、カラマツ・スギ・ヒノキ・コウヨウザンの4樹種に関する全ゲノムを解読したと11月30日に発表した。スギなどの針葉樹種は、ゲノムサイズが巨大で構造も複雑なため全ゲノムの配 […]

無花粉スギの普及へクラファン実施中、静岡県研究センター

無花粉スギの普及へクラファン実施中、静岡県研究センター

静岡県森林・林業研究センターは、無花粉スギの普及に必要な資金をクラウドファンディングで募っている。都道府県の試験研究機関がインターネットを介して不特定多数の人々から資金調達をする試みは珍しい。8月18日(木)までに77万 […]

「羽衣(はごろも)の松」の後継樹が三保松原に「里帰り」

「羽衣(はごろも)の松」の後継樹が三保松原に「里帰り」

林木育種センターが静岡市から増殖を依頼されていた「羽衣の松」の後継樹が「里帰り」を果たした。「羽衣の松」は、天女が羽衣をかけたと伝えられるクロマツの巨樹で、樹齢は約300年と推定されている(写真提供:(一財)三保松原保全 […]

全森連と農林中金が「低コスト再造林プロジェクト」

全森連と農林中金が「低コスト再造林プロジェクト」

全国森林組合連合会と農林中央金庫は、全国3か所で「低コスト再造林プロジェクト」を実施する。早生樹・コウヨウザンの活用やコンテナ大苗による一体作業、植林本数の削減などを5か年をかけて試行・検証し、普及を図る。→詳しくは、「 […]

北海道でICT活用し造材から植栽・保育を大幅省力化

北海道でICT活用し造材から植栽・保育を大幅省力化

北海道でドローンや機械学習による画像認識などのICT(情報通信技術)を利用して造材から植栽・保育作業を大幅に省力化する先駆的な技術開発事業が行われる。森林研究・整備機構(茨城県つくば市)と(株)フォテク(札幌市)が提案し […]

南会津樹木育苗センターがカラマツ苗を年30万本生産へ

南会津樹木育苗センターがカラマツ苗を年30万本生産へ

住友林業が福島県南会津町で建設を進めていた「南会津樹木育苗センター」が完成し、1月24日に竣工式が行われた。2棟の育苗・作業棟と屋外養生スペースを整備し、同社の岐阜樹木育苗センター(「林政ニュース」第600・601号参照 […]

2月28日に九州大学でシンポジウム「早生樹最前線」開催

2月28日に九州大学でシンポジウム「早生樹最前線」開催

日本木材加工技術協会九州支部は、2月28日(金)午後1時30分から福岡市の九州大学椎木講堂でシンポジウム「早生樹最前線」を開催する。大川家具工業会などが早生樹を使った商品展開などの現状を報告した後、センダンなどの育成を通 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本