森と木と人のつながりを考える

補正予算で住友商事などの海外プロモーション活動を支援

コロナ対策の今年度(2020年度)補正予算(「林政ニュース」第630号参照)を活用して海外でプロモーション活動などを実施する事業体等が決まった。公募を通じて、林産物関係では、次の5件が助成対象に選ばれた。
宮崎県木材協同組合連合会=宮崎県産スギ丸太(原木)及び木製品を中国・韓国に輸出するためプロモーション動画を制作し展示会に出展
住友商事(株)=中国内陸部で日本式木造住宅のモデル棟を建築するとともに、現場の監督や大工等を育成
日本CLT協会=台湾でのPR活動や展示会への出展、現地設計事務所等向け技術研修を実施
日本特用林産振興会=日本産乾しいたけを香港・台湾・ベトナムの食品展示会に出展、台湾ではユーチューバーも起用
熊本県椎茸農業協同組合=熊本県産原木栽培椎茸をタイで普及するためオンライン商談など実施。ビーガン(動物性食品を食べない人)向け商品も試作。

日本林業調査会
(J-FIC)の本