森と木と人のつながりを考える

「みどりのきずな」プロジェクトに細川元首相らも協力

林野庁は東日本大震災で被災した海岸防災林を復旧する「『みどりのきずな』再生プロジェクト」を進めると5月28日に発表した。NPOや企業などの協力を得て、がれきを盛土に活用した植樹活動などを進める。これに先立ち、5月25日には元首相の細川護煕氏が理事長をつとめる一般財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」が発足し、同プロジェクトに参加していく意向を示した。→詳しくは、次号「林政ニュース」(第438号、6月13日発行)でお伝えします。

1 コメント

  1. 石田金次郎 石田金次郎
    2012年7月6日    

    漸く、宮脇昭先生のアイデアが実現に向かったと言うことで大いに良かったと思っております。
     瓦礫は、分別すれば,資源であることは理解できますが、2000万トンを越えるものを早く処置するという必要があるとすれば、宮脇先生の方法論が良いのでないかと思います。
     長野の山に、山栗やミズナラなどの幼木はいくらでも集められるのでないかと思います。ふるさとの木による森作りには反するかもしれませんが、あの明治神宮も10万本の献木で作られましたが、いまはその地に合う樹木に変わってきています。1000万個のドングリでの実生のポット苗からは良く理解できますが、方法論は弾力的に考え、早くみどりの長城を期待したいと思います。

日本林業調査会
(J-FIC)の本