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平成23年度の松くい虫被害は前年度より増加、ナラ枯れは減少

林野庁は、平成23年度の森林病害虫による被害量をまとめた。松くい虫の被害量は、ピーク時である昭和54年度の約243万m3から減少傾向が続くが、前年度(平成22年度)に比べ、約6万m3増加し、約65万m3となった。2年ぶりに青森県で被害が確認されている。ナラ枯れについては、秋田県や大阪府、岡山県など一部の地域で被害が増えたが、前年度の約33万m3に対し、23年度は約16万m3とほぼ半減した。松くい虫の被害は、北海道を除く46都府県で、ナラ枯れは、29都府県で発生が確認されている。
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日本林業調査会
(J-FIC)の本