森と木と人のつながりを考える

森林総合研究所が「新たなシカ管理」講演会で最新の捕獲システムなど報告

森林総合研究所は、2月4日に都内で公開講演会「新たなシカ管理に向けて」を開催し、会場は定員150人で満席となった。講演会では8名の研究員らが、巻狩りなど伝統的な手法とは異なる新たな管理について、計画、捕獲システム、評価手法の面から報告を行った。新たな捕獲システムでは、森林用囲いわなと銃器による誘引と狙撃を組み合わせた手法や、シカ型デコイ(模型)を使ったシカの誘引、森林用ドロップネットによる捕獲の効果などについて報告が行われ、会場では、具体的な管理方法やその評価について活発な質疑応答が行われた。

日本林業調査会
(J-FIC)の本