「林政ニュース」第367号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-367-0 C0061
在庫僅少
書店発売日 2009年06月24日
目次
【表紙】
大手合板メーカー・セイホク(株)石巻工場(宮城県石巻市)の専用土場。5万m3の貯木能力があり、減産が続く中でも、合板用の国産材原木(B材)が大量にストックされている。
【ニュース・フラッシュ】
◆ポスト京都の交渉カードに「森林吸収源」 算定ルール巡りEUがバー方式を提案
▽日本はグロス・ネット堅持、10~11月にヤマ場か
◆緑のオーナー元本割れで75人が国を提訴 違法な勧誘で損害、3億8千万円求める
◆三井住友銀行がNZの森林吸収排出枠を購入
【緑風対談】
木材価格安定基金PTが中間とりまとめ 国有林減産強化、独法化見直しも浮上
▽林業収入の減少を補填するセーフティネットを
▽価格対策は難しい…供給過剰や値崩れ誘発の懸念
▽国有林は一層の減産強化へ、秋の市況回復に期待
▽政投銀の完全民営化は撤回、国有林も見直し可能
【遠藤日雄のルポ&対論】
「中目を制する」最新拠点・外山木材志和池工場
▽20億円投じ量産ライン新設、フル稼働で15万m3体制へ
▽わずか2秒で最適木取りを指示、2つの材質を活かす
▽購入丸太の6割は直送、市場より高い価格を維持
【突撃レポート】
減産でも国産材化路線を邁進するセイホク石巻工場
▽外材を代替する国産材、合板3社で52万m3・8割に
▽一昨年8月から減産継続、稼働率は落ちているが…
▽B材だけでなく、林地残材・山元破砕チップも受け入れ
▽輸入単板とスギ単板のドッキングなど次のステップへ
【地方のトピックニュース】
◆北海道が約120億円の森林整備基金造成 過去2番目の大型補正、林務も大幅増額
◆長野県が森林税活用し間伐面積を倍増 法人税収が加わり総予算額10億円に
◆山形県の林業産出額を90億円に、24年目標設定
◆間伐材を活用した低コストシカ対策に効果──大分県
◆福島県が森林保全の実践校を指定、先達が指導
好調商品 中本製箸(石川県)のスギ間伐材割り箸
【ルポ】
山村のプレカット工場が直面する国際競争の現実・中井住宅木販
▽月110棟、本社工場は22時間稼働、国産材に要望
▽国内のコスト削減努力を吹き飛ばす“為替の暴力”
▽ロシア材代替のスギKD材が定着、ユーザー対応がすべて
【りんせいダイアリー300秒】
◆弱者のための施設に可能性――ログ協総会
◆新会長に櫻井秀弥氏、機械プレカット協会
◆日本樹木医会が一般社団法人に衣替え
◆松保護士講習会、7月1日から応募開始
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日本林業調査会(J-FIC)の本
上記内容は本書刊行時のものです。