「林政ニュース」第420号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-420-2 C0061
在庫僅少
書店発売日 2011年09月14日
目次
【表紙】
台風12号による記録的な豪雨で規模な林野災害が発生(和歌山県田辺市伏菟野の山腹崩壊地)
【ニュース・フラッシュ】
◆抜本改革後初めて債務削減、10億円償還 昨年度国有林決算は62億円の収入超過
▽プライマリーバランス均衡、支出削減努力など実を結ぶ
◆狩猟免許なしでもわな猟の補助が可能に 環境省が基本方針改正、被害対策強化
▽大型獣への空気銃使用、猟期外の囲いわな等も条件緩和
◆日本森林技術協会の理事長に加藤鐵夫・元林野庁長官
◆台風12号の豪雨で甚大な林野被害、状況把握を急ぐ
◆山林会が小学生向け『日本の森林と林業』を無償配布
【緑風対談】
国有林特会廃止、債務返済特会設置へ 一般会計化へのパターンを示し検討
▽事業・組織・職員・資産は丸ごと一般会計へ移行
▽特会廃止後の姿は? 林産物売り払いはどうなる?
▽借金完済は最短で平成50~54年度、金利負担の軽減を
【遠藤日雄のルポ&対論】
四国中東部で取扱量を3倍増・住友林業FS(上)
▽国産材原木は、値段が上がっても出てこない…
▽旺盛な合板需要と国産材シフトを背景に取扱量伸ばす
▽画期的な中間土場にもデメリット、新・直送システムへ
▽土場が山元に移動、売り先を決めてから伐採する
【森林・林業再生へのニューウェーブ】
首都で国産材利用「みなとモデル」が10月開始
▽地産地消では波及しない、協定木材をビジネスとして使う
▽床面積5,000m2以上の建築物が対象、基本は競争原理
▽シンボルとなるのは田町駅東口北地区公共公益施設
【地方のトピックニュース】
木質バイオマス利用の「秋田モデル」構築 微粉末化で高付加価値製品、産官学結集
▽会長に小林淳一・秋田県立大学副学長、5つの分科会設置
九州次世代林業研究会が発足、13社参加 25年度末までにアクションプラン提言
豊田市が森林・林業の専門職員を募集、社会人枠で採用
東北局と県・岩手大・総研東北支所が人材育成で協定締結
津山木工芸協組の「もくもくハウス」仙台店がオープン
田辺市の牟婁木材が倒産、関東地区の建築遅れ響く
【最新木造建築の現場】
ハイブリッド集成材で国内最大・ポラテックビル
▽木のまわりに人が集う「ウッドスクエア」を都市部に建設
▽長野産カラマツを約530m3使用、ビル全体を木質化
【りんせいダイアリー300秒】
◆農林水産省が組織再編、食料産業局を新設
◆10月1日に東大で「広葉樹ルネサンス」
◆10月29日にリレーフォーラムインふくおか
◆山村再生研究会が第1回セミナーを開催
◆全国木造建設事業協会(全木協)が発足
◆耐震基準を満たしていない住宅が90%
上記内容は本書刊行時のものです。