「林政ニュース」第444号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-444-8 C0061
在庫僅少
書店発売日 2012年09月12日
目次
【表紙】(独)森林総合研究所の林木育種センターは8月29日に、「効率的なコンテナ苗生産のための技術検討会」を開催した。
【ニュース・フラッシュ】
◆林野庁長官に沼田正俊氏、次長に篠田氏 皆川氏は事務次官に栄進、9・11人事
解説 皆川氏の抜擢に当然の声、満を持し沼田体制始動
◆職員・厚生課を廃止し森林利用課を新設、来年度組織要求
◆福島県の森林除染でヒアリング、検討会に限界も
◆栃木県内の最終処分場は矢板市の国有林、調整は難航必至
◆伴次雄元長官に偽証なし、鈴木宗男元議員が敗訴 「やまりん事件」から14年、未だに係争が続く
【緑風対談】
来年度林野庁予算要求の目玉をみる 地域材ポイント、現金給付制度など
▽グリーン分野の森林整備事業費は31.4%増を要求
▽治山は6.3%増、木質バイオで136億円を新規要求
▽ポイント制度は希望県で実施、木造公共に58億円
▽就業支援で年150万円、山村維持でも300万円
【遠藤日雄のルポ&対論】
業界リーダーが見た材価暴落問題の本質
▽5つの要因が複合的にからみあって暴落が起きた
▽減産・販売抑制に奔走、調整機能が働かない世界も…
▽川下のニーズに反応せず供給し続ける構造的問題
▽情報のタイムラグがないサプライチェーン構築を
【突撃レポート】
変革期の銘木業界 再編淘汰で変わる勢力図(下)
▽国内有数の在庫を誇る鴨川商店「木があるから人が来る」
▽一般消費者が目を向ける一方、良材が減り、海外流出も
▽リスクをとり優良材を適正価格で扱う“現代の目利き”へ
【地方のトピックニュース】
◆飯田ウッドワークが檜原の森オフィス 東京・銀座に「木製窓」の営業拠点
▽東京工場を開設し関東進出、OEMで家具・建具業者と連携
▽「内窓断熱改修」で簡便に省エネ化、教室などでも効果
◆奈良県十津川高校に工芸コース新設、木の良さ学ぶ
◆滋賀県で約50年ぶりに木造校舎を建築、彦根東高校
◆委託契約方式で成果上げる──ケニア育種プロジェクト
【欧州に学ぶ】
オーストリアのコンテナ苗は2倍の価格で品質勝負!
▽コンテナ苗のパイオニア・LIECO社が独自技術を開発
▽黒、赤、青の3タイプを使い分け、形状が根の成長を左右
▽苗木の運搬もシステム化、全コンテナを回収し再利用
▽日本では苗木代の安さがまず優先されるが…
【りんせいダイアリー300秒】
◆27年の植樹祭は石川県、育樹祭は山形県
◆木材チップの「品質規格マーク」を制定
◆ロシアのWTO加盟で丸太輸出税引き下げ
◆「三里松原」の松枯れ対策を岡垣町が要望
◆9月21日に福岡で屋久島の地杉セミナー
◆新製品カタログで販促強化──キーテック
◆里山デジカメ選手権でグループ作品を募集
◆9月17日に銘木市場を一般開放──東京都銘木青年会
上記内容は本書刊行時のものです。