「林政ニュース」第559号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-559-9 C0061
在庫あり
書店発売日 2017年06月21日
目次
【表紙】
6月7日から9日まで東京都江東区の東京ビッグサイトで、「グリーンビルド展」や「防災産業展」など5つの展示会が開催され、ウッドデザイン賞2016の受賞作品も展示された。「森林イノベーションと防災における日本の未来」をテーマにしたパネルディスカッションも行われ、沖修司・林野庁次長(モデレーター)と、小川紀一朗・アジア航測(株)社長、松浦純生・京都大学防災研究所教授、堀澤正彦・北信州森林組合業務課長がスマート林業の可能性などについて語り合った。
【ニュース・フラッシュ】
◆林地も含め所有者不明対策で新制度創設 市町村が中間管理機能、「骨太」に明記
◆日欧EPA交渉が再びヤマ場、大枠合意へ 7月に首脳会談、自民党が対策本部設置
解説 すでに条件闘争の様相、成熟市場への輸出戦略は?
◆EPA交渉に重大懸念、十分な国内対策を─CLT首長連合
◆合板・集成材で外国人の受け入れ拡大を、JAPIC提言
◆林野庁と経産省が「木づかいプラットフォーム」を初開催
◆非住宅木造建築の担い手育成へ専門資格を、検討作業開始
話題の人 JICAの三次氏が日本人初のFAO林業局長に
新税への反応は? 自治体の意見・アンケート結果がまとまる
▽都道府県 大半は理解も都市部は慎重、財源の一部を県にも
▽市区町村 320の首長が賛同、手入れ不足への危機感強く
▽主な論点は「超過課税とのデマケ」と「県への財源措置」に
【中央団体総会シーズンの動き】
◆使用樹種や層構成の多様化へ─CLT協会
◆貿易交渉では合板関税の維持を─日合連
◆文化財の復元・修復に集成材活用─日集協
◆コンテナ苗の本格的増産体制構築─全苗連
◆長寿命化推進、塚本会長再任─林道安全協
◆寡占化への対応が課題─木材乾燥施設協
◆省エネに対応し非住宅開拓─ログハウス協
◆新会長に中西・キーテック社長─LVL協
【遠藤日雄のルポ&対論】
国産材の流通改革を先導するタマホーム・上
▽製品ベースで年間約13万m3使用、国産材率は72・3%に
▽スギ集成材の品質など向上、国産材工場の“実力”高まる
▽複雑な経路を省き、独自のタマストラクチャー流通を構築
【突撃レポート】
「紀州ひのき」からツ2×4にも進出・かつら木材グループ
▽“本家”はヒノキ専門で発展、消費地に出て“最適化”進める
▽年間11~12万坪の“プレカット力”、最大のウリは“技術”
▽滋賀県内の新工場で非住宅に対応、ムク材の利用支援も継続
【地方のトピックニュース】
◆奈良県がスイスから林業実習生を受け入れ 自治体初、フォレスターの“卵”と交流
新製品 手軽でエコな無電源スピーカー「MUKUNE」
◆「ふきのとうのベイクドチーズケーキ」が最優秀賞を受賞
◆京都府が「第1回Woodyコンテスト」、住宅と家具で
◆センダン育成の第一人者が直接指導、九州局が勉強会開催
◆四国局と嶺北地域が災害時のドローン協定
【りんせいダイアリー300秒】
◆7月2日にみどりの学術賞記念講演会開催
◆第3回「山の日」全国大会は鳥取県大山で
◆森林と木材フォトコンテストへの作品募集
◆5か所で「2017王子の森・自然学校」
◆群馬県が社会人「森林職」職員の採用試験
【訃報】
大河原太一郎さん(おおかわら・たいちろう=元農林水産大臣、元参議院議員)
佐々木光さん(ささき・ひかる=元秋田県立大学木材高度加工研究所所長、京都大学名誉教授)
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上記内容は本書刊行時のものです。