「林政ニュース」第606号
B5変型判
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-606-0 C0061
在庫あり
書店発売日 2019年06月12日
目次
【表紙】
和歌山県特産で上質な木蝋がとれる「ブドウハゼ」に再び脚光が当たっている。一旦は人々の記憶からも消えていた“地元の貴重な資源”が、ここにきて地域振興の新たな“活力源”になってきている。
【ニュース・フラッシュ】
◆改正国有林法成立、長期・大ロット可能に 10か所をモデル指定、ガイドライン作成
▽民間業者と国有林のニーズをともに満たすモデルを示せるか
◆28年ぶりに「人材」を特集、2018年度「白書」 初の学生アンケートで就業ニーズなど探る
◆「SCM推進フォーラム」を7地域に設置、需給情報を共有
◆植樹祭で陛下のお言葉復活、「伐採利用し、植えて育てる」
◆ありそうでなかった! 座学用「チェンソー伐倒研修キット」
◆林業で初、「木の国 和歌山 紀州材展 in 自民党本部」開く
◆昨年の外資による森林買収は373ha、累計約2000ha
【中央団体総会シーズンの動き】
◆吉川重幹氏が新会長に就任─林経協
◆新会長に永田信・東大名誉教授─山林会
◆副会長増で検討強化、3社除名─チップ連
◆苗木不足に拍車がかかる恐れ─全苗連
◆2021年国際会議へ準備─木材保存協
◆50mm以上の“超厚物合板”を開発─日合連
◆市川会長を再任、会員 51社増─木住協
◆国産品の消費拡大努力を継続─日特振
【遠藤日雄のルポ&対論】
「山の民」が時代を拓く!中津川市の新税戦略
▽初年度の3700万円で森林整備と担い手育成対策に着手
▽加子母・坂下・阿木の3地区でモデル事業を先行的に実施
▽岐阜森林文化アカデミーと協定、東濃ヒノキで「ki-saku」
▽流域全体で森林を守る、都市住民のストレス解消の場にも
【地方のトピックニュース】
◆新会社「八木原木市場」発足、市売を継続 素材生産・製材業者らの存続要望が叶う
▽年間34回の市を開催、地域林業を支える“結節点”を目指す
◆NJ素流協の取扱量が過去最高記録、今年度は約54万m3へ
◆東信センターも17万m3で過去最高、純利益6400万円
◆木材利用促進条例の制定が20県に拡大、岩手・山梨なども
◆新栄合板工業の「大分工場」完成、“2拠点化”で供給アップ
◆出光興産が徳山事業所でバイオ発電、周南市も早生樹育成
◆徳島県と四国局がドローンを使い林野災害時情報収集訓練
◆キーテックと振興会が中部局と即位記念分収造林契約締結
【山の恵みを活かす】
蘇った「ブドウハゼ」に脚光、特産品の復活へ
▽「忘れられていた」原木かも?、りら創造芸術高校に特別賞
▽伝統的な接ぎ木の技術を後進に伝える上野保二さんも表彰
▽先端製品でも利用、一級品の櫨蝋が持つポテンシャルに期待
【りんせいダイアリー300秒】
◆「美しの森フォトコン」10・7まで受付中
◆6・24PEFC20周年記念国際フォーラム
◆山地災害防止標語・写真コンの作品募集中
◆7月4日に隈・高知林業大学校長の講演会
◆12月に「森林からはじまるエコライフ展」
◆カナダ最大の木材展示会&視察ツアー実施
◆白神山地を歩いてクロモジ蒸留体験ツアー
【データ・ファイル】
都道府県林務部局(課長級以上)の4・5月人事異動(5)
【広告】
山陽商事株式会社 フォレスト・デザイン事業部
日本林業調査会(J-FIC)の本
上記内容は本書刊行時のものです。