森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第625号

「林政ニュース」編集部(編集)

B5変型判  24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-625-1 C0061
在庫あり

書店発売日 2020年03月25日

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紹介

コロナショック当初の状況は?
第625号は、路網整備の新ビジョン策定へ検討開始/林産物の30年輸出目標を1,800幾円に引き上げ/コロナショックに揺れる林業・木材産業/銀座で紀州備長炭を販売して20年の「掌」/奈良県が「森林と人との恒久的な共生」条例施行/NTT東が小菅村で“スマート林業”に挑戦――などを掲載しています。

目次

【表紙】
首都・東京に新しい「木の駅」が誕生した。JR山手線では49年ぶりの新駅となる「高輪ゲートウェイ駅」が3月14日に開業。隈研吾氏が設計した「和」を感じさせる建築物で、福島県古殿町や宮城県石巻市から供給された木材が使用されている。

【ニュース・フラッシュ】
◆路網整備の新ビジョン策定へ、検討開始 大量輸送、災害対応、空間利用も視野に
◆国の公共建築物木造化率が78・6%に続伸 3階建て以下で77棟、国産材率73・8%
 ▽火薬庫でも木造、“率先垂範”のゴール見え新法論議に勢いも
◆林産物の30年輸出目標1800億円、木製家具も加わる
◆極薄ツキ板シートの不燃内装材「バームクーヘン」を発売
◆“変身”コンペの最優秀賞は「便座カバー付き洋式トイレ」
◆新型コロナ対策に「林業・木材産災害復旧対策保証」活用

【緑風対談】
コロナショックに揺れる林業・木材産業 かつてない厄災の現状と対応策をみる
 ▽荷動き停滞、価格低下、入荷制限、中国向け輸出に大打撃
 ▽モノもヒトもストップ、川上業界への本格波及はこれから
 ▽木材利用ポイント的“カンフル剤”や林野公共増額など検討

【遠藤日雄のルポ&対論】
精油ビジネスの魁・クリアフォレストの現在地(上)
 ▽トドマツ精油を活かす! エステー、総研、北都など連携
 ▽枝葉の供給源は国有林と「山﨑森林」、かおり研と“ご縁”
 ▽世界初のマイクロ波抽出でコスト20分の1、残渣も燃料に
 ▽大臣表彰など技術面の評価は定着、ビジネスとして飛躍へ

【突撃レポート】
銀座で“森の恵み”を販売し20年・紀州備長炭の「掌」
 ▽流行の発信地から炭の魅力を伝える、みなべ川森組と“ご縁”
 ▽オブジェ、アクセサリーなど豊富な商品群、100g売りも
 ▽数か月に1度は産地・和歌山へ、どんぐりプロジェクトで植樹
 ▽変貌する銀座、新型コロナ禍でも「炭を今の暮らしに設える」

【地方のトピックニュース】
◆岡山県が新ビジョン、2050年目標を再設定 人工林の2/3で積極経営、県産材1・6倍
◆奈良県が「森林と人との恒久的な共生」条例 恒続林など4区分、21年度に「アカデミー」
 ▽「県産材利用促進条例」も施行、2021年度から新プラン
◆NTT東が小菅村で“スマート林業”に挑戦 LPWAでネットワーク構築し共同実験
◆豊田市・西垣林業・ウッディーラー豊田が連携協定を締結
◆木材学会がヒノキの「木ころん」を鳥取のわらべ館に寄贈

【りんせいダイアリー300秒】
◆第14回「みどりの学術賞」に中瀬氏と福田氏
◆「全日本学校緑化コンクール」で30校表彰
◆クロモジ商品化、コンテナ苗植栽篭が受賞
◆「スマート林業報告会」の発表資料を公開
◆林野庁に風倒木活かした“手づくりの椅子”
【訃報】辻五郎さん(前(株)日本林業調査会社長)

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日本林業調査会

著者プロフィール

「林政ニュース」編集部(リンセイニュースヘンシュウブ)

上記内容は本書刊行時のものです。

880円
(本体価格 800円)

在庫あり

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