「林政ニュース」第636号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-636-7 C0061
在庫あり
書店発売日 2020年09月09日
紹介
キーパーソンの動きを追う!
第636号は、荒廃農地は計画的に森林化し早生樹を造林/間伐由来チップ増えるも輸入ペレット著増/浅川京子・林野庁次長就任会見のポイント/“木の価値”の発信拠点目指す東京中央木材市場/高付加価値化とチップ生産で基盤固める岩泉町/土を使わずに苗木生産「エアざし」で特許/“テーマパーク化”で成長続けるT-FORESTRY――などを掲載しています。
目次
【表紙】
神奈川県小田原市のT-FORESTRYが運営している「フォレストバイク」。林道をマウンテンバイクで疾走する爽快感が人気を集めている。
【ニュース・フラッシュ】
◆荒廃農地は計画的に森林化し早生樹を造林 農林水産省の土地利用検討会が方向示す
▽20~30年の“里山林業”展開へ、農林家の複合経営を見込む
◆間伐由来チップ増えるも輸入ペレット著増 需要伸びる燃料材の持続的利用が課題に
◆7月豪雨で被災した熊本県芦北地区を国の直轄代行で復旧
▽人吉市など7町村で木造仮設住宅の建設進む、20団地を整備
◆国土緑化推進機構の新理事長に前・東大総長の濱田純一氏
▽市民団体と企業向けに2つの『SDGsハンドブック』作成
◆環境目標未達成なら社債金利アップ、銀座の木造ビルに適用
◆第2回SFAに11チーム参加、オンラインで200万円目指す
◆浅川京子・林野庁次長就任会見のポイント
▽出口が広がり国民の理解も進む、前向きな数字で予算獲得へ
【遠藤日雄のルポ&対論】
“木の価値”の発信拠点目指す東京中央木材市場
▽首都圏特有のイベントや店舗用の木材需要が一気に“消失”
▽感染対策を徹底して記念市継続、売り先の見直しなど進む
▽実際に見て確認しないと買えない製品は市売に向いている
▽中小工場と消費者の“つなぎ役”に、質を重視する時代へ
【広葉樹を活かす!】
高付加価値化とチップ生産で基盤固める岩泉町
▽広大なFSC認証の広葉樹林をベースに2つのチャレンジへ
▽岩泉フォレストマーケティングが製品開発、出前授業も好評
▽下支え役を果たす新北菱林産、コロナ対策でチップ生産支援
【地方のトピックニュース】
◆土を使わずに苗木生産、「エアざし」で特許 育種センター九州育種場と九大が共同開発
▽5か年かけ画期的技術確立、スギ以外の樹種含め本格普及へ
◆ドローンから除草剤散布し下刈り省略、茨城署が実証試験
◆道産トドマツなどからアロマ製品、フプの森が新製品を発売!
◆3市1町3森林組合が結束し「中予森林管理センター」設立
▽来年4月には「東予センター」も発足、ネットワークが拡充
【森を開く】
“テーマパーク化”で成長続けるT-FORESTRY
▽年に約2万人が来場する「フォレストアドベンチャー・小田原」
▽平均年齢33歳の“若い企業”、「フォレストバイク」も人気
▽農園、梅園の管理や発電事業も、多角化で安定雇用生み出す
【りんせいダイアリー300秒】
◆山林会が9月17日にZoomシンポ開催
◆9月26日にシンポ「グローバル森林新時代」
◆10月に「中大規模木造建築のための基礎講習」
◆全国9か所で鳥獣被害対策の人材育成研修
◆第61回グリーン賞の選考・贈呈式1年延期
◆洗うほど機能が高まる「漆染め抗菌マスク」
【新刊紹介】
稲本正著『脳と森から学ぶ日本の未来』
【訃報】
秋山智英さん(元林野庁長官)
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