松くい虫
出典: 林業Wiki
(まつくいむし=Pine bark beetles)森林害虫の1種。アカマツやクロマツなどに寄生してその樹皮下及び材部を食害し、枯死させる昆虫(キクイムシ科・ゾウムシ科・カミキリムシ科)の総称。現在、全国的に発生している被害は、マツノマダラカミキリによって媒介されるマツノザイセンチュウによるものである。マツノザイセンチュウは、秋に材内に入って蛹室をつくり、翌春5~6月頃成虫となる。センチュウは材内でカミキリの成虫体に付着して外界へ脱出し、カミキリが健全なマツの小枝の樹皮を加害したその傷跡から樹体に侵入し発病させる。防除法はカミキリの成虫が小枝の樹皮を加害する前にあらかじめ空中または地上から薬剤(MEP剤、NAC剤など)を散布することにより、カミキリ成虫を駆除しセンチュウの侵入を防止する予防法(空中散布、地上散布)と、枯死した木を伐倒し、樹体内のカミキリ幼虫を駆除する方法がある。
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