森林気候帯
出典: 林業Wiki
(しんりんきこうたい=forest climatic zone) 森林植物の分布をもとにして区分した気候帯。赤道を境に南・北極地に向かって、熱帯・亜熱帯・温帯(暖温帯及び冷温帯)・亜寒帯・寒帯・極帯の順で区分される。ただし、明確な境界基準はなく、一般に緯度と平均の気温及び季節的な環境変化の較差の幅などによって、次のように特徴づけらている。熱帯=南・北緯度が10℃以下で季節的変化が少なく、年平均気温25℃以上で較差が小さいところ。降雨の多い低地帯では熱帯多雨林が、また、山地では雲霧林が形成される。乾期の多いところでは雨緑林・サバンナが成立する。亜熱帯=緯度が南・北30℃までの地帯で、夏の雨期と冬の乾期があり、乾期の長いところでは雨緑林、サバンナ林、サバンナ、砂漠が形成され、乾期の短いところでは亜熱帯多雨林が形成される。暖温帯=春・夏・秋・冬の区分が明瞭で、冬期は降雪もある地帯。ここでは常緑広葉樹林や硬葉樹林が発達している。冷温帯=夏緑林が発達する。亜寒帯=北半球のタイガの針葉樹林が代表的である。寒帯=ツンドラ地帯、極帯=1年中、氷雪におおわれたところで樹林はみられない。
[編集]

