酸性雨 - 林業Wiki

酸性雨

出典: 林業Wiki

(さんせいう=acid rain) 水素イオン濃度(pH)が5.6以下の降雨のこと。石油・石炭の燃焼により生じたSO2、NO2などが大気中で硫酸、硝酸などになり、これが雨水に取り込まれて再び地上に戻ってくる(沈着する)ことにより、湖沼の酸性化や森林の被害(成長低下、葉の変色、枯れなど)などが生じる。特に1950年代以降、酸性雨による被害が世界的な問題となった。なお、「沈着」には、①雲をつくっている水滴に溶け込んで雨や雪などの形で沈着する場合(「湿性沈着」と呼ばれる)と、②ガスや粒子の形で沈着する場合(「乾性沈着」と呼ばれる)との2種類がある。「酸性雨」は湿性沈着と乾性沈着を合わせたものとされ、「酸性沈着」という用語が使用される場合もある。

関連項目

MediaWiki