森と木と人のつながりを考える

パウル・クレー展

7月9日、東京国立近代美術館で開催されている「パウル・クレー展」を見てきました。

昔から、子どもが描いたようなクレーの絵に不思議な魅力を感じていたので、今回の展覧会はぜひ見たいと思っていました。

土曜日ということもあって、美術館は混んでいました。
念願のクレーの絵!
実物を見ると、何を描いたのかわからないけど、
リズムがあって音楽的な絵だなぁと思いました。

経歴を知って納得。
父は音楽教師、母も音楽学校で声楽を学ぶという音楽一家で育つ。
クレー自身も早くからヴァイオリンに親しみ、11歳でベルンのオーケストラに籍を置くなど、その腕はプロ級であり、妻もピアニストであった。

絵というと、目で見たものを描くと思いがちですが、
クレーは大好きな音楽、楽しい気持ち、悲しい気持ち、
そんなものを表現したのかなと思いました。
これはあくまでクレーの絵を見て感じた私の気持ちで、
美術評論家はどう解釈しているかはわかりませんが(笑)。

記念に、今回見た絵の絵葉書を3枚買って帰りました。
写真はその中1枚「花ひらいて」です。
意味わからない?
クレーの心には、花がこんな風に映ったのですよ。たぶん(笑)。

展覧会は、今月いっぱいまでやっているそうです。
興味を持った方は、ぜひどうぞ。

日本林業調査会
(J-FIC)の本