森と木と人のつながりを考える

 

総合年表 日本の森と木と人の歴史

国土緑化推進機構(監) / 日本林業調査会(編)

A5判  628ページ 並製
定価 5,238円 (本体価格 4,762円)
ISBN978-4-88965-091-4 C3061
絶版

奥付の初版発行年月 1997年10月
書店発売日 1997年10月01日

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紹介

古代から現代に至る、森と木と人のかかわりをまとめた日本で初めての総合年表。中央レベルの出来事を辿るだけでなく、地方の動き、民衆の取り組みなども細かく拾い上げました。好評3刷。

目次

旧石器時代
縄文時代
弥生時代
古墳時代
飛鳥時代
奈良時代
平安時代
鎌倉時代
南北朝時代
室町時代
安土桃山時代
江戸時代
<旧藩山林制度のあらまし>
明治時代
昭和時代(戦前)
昭和時代(戦後)
<経済白書・林業白書・全国植樹祭・全国育樹祭のテーマ>
引用・参考文献
索  引

前書きなど

 樹木の生育に適した気候風土に恵まれ、豊かな森林に被われた国土に生を受けた日本人は、古くから衣食住の全ての分野で木を利用し、森や木と親しみ、独特の日本文化を形成してきた。
 「木の文化」とも言われる、この日本文化形成の基盤となった森と木と日本人の関わりについては、これまで林業や木材加工分野だけでなく、建築や土木、関連工業、土地施策等の各分野で解明されてきているが、その内容はそれぞれの専門分野に限定され、総合性を欠くうらみがあった。
 このため、古代から現代までを対象とし、歴史的経過に従って日本における森と木と人びとの関わりを、今まで作成されることのなかった年表として取りまとめ、そして、日本人の生活を支え、社会をつくり、文化を創ってきた森と木への理解を一層深め、「木の文化」
の継承と発展に資そうとして、企画・編集したのが本書である。
 この初めての試みである本書が、森や木と親しみ、生活のなかに生かしていこうとする多くの方々に、愛され活用されるよう願って止まない。

1997年6月 社団法人国土緑化推進機構理事長 澄田 智

著者プロフィール

国土緑化推進機構(コクドリョッカスイシンキコウ)
日本林業調査会(ニホンリンギョウチョウサカイ)

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上記内容は本書刊行時のものです。

5,238円
(本体価格 4,762円)

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