森と木と人のつながりを考える

 マンガ林業白書5

森と木のリサイクル

橋本 陽子(著)

A5判  50ページ 並製
定価 472円 (本体価格 429円)
ISBN978-4-88965-111-9 C3061
絶版

奥付の初版発行年月 1999年04月
書店発売日 1999年04月01日

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紹介

夏休みの炭焼き体験をきっかけに、木材を利用することが、自然環境の保全や資源の有効利用につながることを知った生徒たち。マンガ林業白書第5弾は、リサイクル問題を取り上げました。2刷。

前書きなど

「マンガ林業白書5」の発行にあたって

 木材は、森林から生産される優れた資源です。生産や廃棄の際に環境に与える負荷が少なくてする上、植林すれば何度でもつくり出すことができます。
 また、樹木が吸収した二酸化炭素を炭素のかたちで木材内に貯蔵して、地球の温暖化を防ぐ役割も果たしています。木造住宅などを上手に維持管理していけば、長い間、炭素を大気中に放出しないですみます。
 木材は、柱−家具−ボード−紙というように、何度も繰り返して利用することができますし、木炭などの燃料として使うこともできます。
 多くの優れた性質をもつ木材を有効に利用することは、環境と調和した循環型社会の形成や、豊かな森林をつくることにつながります。
 このようなことから、平成10年度の「林業白書」(林業の動向に関する年次報告)では、木材の利用が循環型社会の構築につながるという特集を組んでいます。健全な森林を21世紀に引き継ぐために、私達は今、なにをしなければならないのか。本書とともに、参考にしていただき、これからの森林づくりと木材利用を考える一助にしていただければ幸いです。

著者プロフィール

橋本 陽子(ハシモト ヨウコ)

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上記内容は本書刊行時のものです。

472円
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