森と木と人のつながりを考える

 

スギの新戦略2 地域森林管理編

遠藤 日雄(著)

A5判  308ページ 並製
定価 2,619円 (本体価格 2,381円)
ISBN978-4-88965-116-4 C3061
在庫あり

奥付の初版発行年月 2000年06月
書店発売日 2000年06月30日

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紹介

森林放棄、林業離れに打つ手はあるのか。「立木価格ゼロ」の苦境に追い込まれている日本林業再生のビジョンを描く。森林認証制度、直接所得補償などの可能性を多角的に分析。

目次

プロローグ—スギの利活用と地域森林管理—(遠藤日雄)
第1章 わが国の森林・林業・木材産業政策と森林管理(遠藤日雄)
第2章 林家と森林管理の現状
 第1節 伐採と再造林、造林放棄の実態—宮崎県椎葉・諸塚村からの報告—(興梠克久)
 第2節 林家が伐採をするとき—岩手県住田町からの報告—(石崎涼子)
 第3節 林業離れと森林放棄—3つの調査地比較から実情を探る—(石崎涼子)
第3章 素材業の新しい動き—コストダウンと連携の可能性を探る—
 第1節 なぜ素材業に着目するのか(遠藤日雄)
 第2節 高性能林業機械化の現状と課題(駒木貴彰)
 第3節 業務提携で高性能林業機械化に活路を拓く—北海道十勝地域・芽室町森林組合—(尾張敏章)
第4章 国産材産地形成の可能性を探る—岩手県住田町を事例として—
 第1節 なぜ住田町に注目するのか(山本美穂)
 第2節 住田町の森林・林業政策—90年代後半の成果と今後の課題—(高橋俊一)
 第3節 森林組合による共同伐採システム—住田町森林組合の「電話1本体制」—(山本美穂)
第5章 流域林業の活性化と合意形成—利害対立を克服するために—(土屋俊幸)
第6章 森林認証制度の現状と課題
 第1節 森林認証制度とは何か—持続可能な森林経営と森林・木材認証制度—(小林紀之)
 第2節 住友林業のISO14001取得(佐藤 翼)
 第3節 森林認証制度の日本への適用について— FSC森林認証を取得して —(速水 亨)
第7章 中山間地域問題と森林管理—農山村の再生に向けた直接補償制度の導入を—(野添憲治)
エピローグ 新たな森林管理の可能性と森林・林業政策の転換(遠藤日雄)

著者プロフィール

遠藤 日雄(エンドウ クサオ)

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上記内容は本書刊行時のものです。

2,619円
(本体価格 2,381円)

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