森と木と人のつながりを考える

 マンガ林業白書ミレニアム特別版

森を滅ぼした男

橋本 陽子(著)

A5判  140ページ 並製
定価 1,572円 (本体価格 1,429円)
ISBN978-4-88965-119-5 C3061
絶版

奥付の初版発行年月 2000年04月
書店発売日 2000年04月01日

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紹介

3000年前に楔形文字で記された人類最古の古典(ギルガメシュ叙事詩)がマンガで復活。森林を滅ぼすと、文明、そして人類はどうなってしまうのか。環境との共生が求められる新しい世紀を迎えて、世代を超えて読み継いでいきたい1册です。

目次

第1部 二人の出会い
第2部 フンババとの戦い
第3部 女神イナンナ
第4部 エンキドゥの死
第5部 不老不死を求めて
イラスト図説・ギルガメシュとその時代
解説−「ギルガメシュ叙事詩」について
参考文献
「マンガ林業白書」とミレニアム(千年紀)特別版について

前書きなど

『マンガ林業白書』とミレニアム(千年紀)特別版について

 『マンガ林業白書』は、1995(平成7)年から、毎年1冊のペースで発行しています。政府が公表している『林業白書』(林業の動向に関する年次報告)の特集テーマに題材を得ながら、オリジナルのストーリーやキャラクターを設定し、森林や林業の現状とこれからの課題などをわかりやすく伝えることを目指しています。
 今回は、2000年という節目の年にあたることから、これまでの『マンガ林業白書』シリーズとはやや趣を変え、ページ数を大幅に増やして「ミレニアム(千年紀)特別版」として編集・作成しました。今年(2000年)の4月7日に公表された平成11年度『林業白書』は、「健全な森林を21世紀に引き継ぐために」を基本認識に掲げ、森林を育ててきた先人達の足跡を辿るとともに、健全な森林を21世紀に引き継いでいくことが「私たちに課せられた使命である」と指摘しています。本書が、この大きな「使命」の達成に向けて、多少なりとも貢献することができれば、望外の喜びです。
 本書をお読みになられた感想や『マンガ林業白書』シリーズへのご意見・ご要望などがございましたら、作者(橋本陽子、奥付を参照)または発行所(日本林業調査会)までお寄せ下さるようお願いいたします。

・『マンガ林業白書』シリーズのバックナンバーと『林業白書』の特集テーマ
 『マンガ林業白書1 イイヅクシンを追え! 森林は時空を超えて』
  平成6年度『林業白書』の特集テーマ「森林文化の新たな展開を目指して」
 『マンガ林業白書2 森の宝をさがして 龍神の森の秘密』
  平成7年度『林業白書』の特集テーマ「林業、木材産業の活性化に向けて」
 『マンガ林業白書3 ふるさとの森とともに 棟方家のマイホーム大作戦』
  平成8年度『林業白書』の特集テーマ「木材の消費・流通構造と国産材供給の課題」
 『マンガ林業白書4 よみがえれ! カーリーンの森 今、ぼくたちにできること』
  平成9年度『林業白書』の特集テーマ「持続可能な森林経営の達成に向けて」
 『マンガ林業白書5 森と木のリサイクル 6年2組山本学級奮戦記』
  平成10年度『林業白書』の特集テーマ「木材の利用推進と森林の適切な整備—木材を軸とした循環型社会の構築に向けて—」

版元から一言

世紀の変わり目に出版したかった物語です。人間と森林の関係は、時間を超えて考えなければならないことを再認識しました。

著者プロフィール

橋本 陽子(ハシモト ヨウコ)

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上記内容は本書刊行時のものです。

1,572円
(本体価格 1,429円)

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