日本近代林政年表
1867-1999
香田 徹也(編)
B5判 2080ページ 上製
定価 26,191円 (本体価格 23,810円)
ISBN978-4-88965-124-9 C3061
絶版
奥付の初版発行年月 2000年10月 書店発売日 2000年10月20日
解説
大政奉還以来130年間にわたる森林・林業・林産行政の歴史をまとめあげた、わが国初の森林版総合年表。
紹介
大政奉還以来130年間にわたる森林・林業・林産行政の足跡を記した、わが国初の“百科事典的”年表。環境・建築など関連分野が一覧でき、索引には事項・書名・人名など約33,000項目を収録。
前書きなど
これからの林政を進めるためには、先人の営為を受け継ぎ、歩んできた道程を子細に点検しつつ、学ぶべきものは何であるかを改めて明らかにする必要がある。収録範囲を森林・林業・林産業にとどめず、環境、国土、地域、土地利用、建築、文化財などの関連分野を一覧できるように作成されている本年表は、総合的視点が強く求められている今日、私たちが抱えている課題解決のために欠かせない、貴重な資料を提供するものであると言える。まさに、20世紀の森林・林業・林産業の歴史の総括であり、後世に引き継げる大きな財産である。
編者である香田徹也氏が林野庁在職中、業務の傍ら「年表」作成に取り組んでおられるという話を、同じ林野庁に勤務している一人として仄聞してから、すでに30年余を経過している。平成2年12月に林野庁を退職されてから今日までの9年間は、本年表作成に専念され、可能な限り原典に当たるため、各地に散在している原資料を求め、もとより自費の探索旅行も重ねられるなど粘り強いご努力を重ねられたと聞く。香田氏の余人には得られない強い意志と周到な作業が、ここに結実したものであり、永年にわたるご努力に、心から敬意と謝辞を申し上げる。
2000年9月
林野庁長官
伴 次雄
●<前のページ>●
著者プロフィール