森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第351号


B5変型判  
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-351-9 C0061
在庫あり

書店発売日 2008年10月22日

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目次

【表紙】
島根県斐伊川流域の6つの森林組合が「納材協議会」を10月9日に設立、県内の合板メーカー・(株)日新及び湖北ベニヤ(株)との間で原木取引協定の調印式を行った。同協議会が両合板工場へ供給する県産材は、平成26年度に3万m3になる予定。写真は、前列左から溝口善兵衛・島根県知事、又賀航一・(株)日新・湖北ベニヤ(株)社長、絲原德康・斐伊川流域森林組合納材協議会会長、手錢白三郎・ 島根県森林組合連合会会長、後列左から、澤田直明・しまね東部森林組合長、石橋大造・大原森林組合長、狩野文男・松江八束森林組合長、立石幸・飯石森林組合長、 田部昌徳・出雲地区森林組合常務。

【ニュース・フラッシュ】
◆農林省改革チーム、「解体的出直し」検討 設置法改正へ、キャップに針原林政部長
内藤邦雄・林野庁長官 就任記者会見で抱負語る
 ▽国産材にフォローの風、安心・安全とC材利用が鍵
◆今年度天皇杯は大分県の(株)日田十条が受賞
◆「農林漁業バイオ燃料法」、10月1日に施行

【短期集中連載】
再造林放棄地はなくせるか!―過伐との戦い―(3)
対策を考える・その1──新たな規制導入へ、大分県・九州連合・北海道の挑戦
 ▽主伐面積を1箇所20ha以下に制限、伐採許可の旗を掲示
 ▽合法木材の普及で「事前届」「事前指導」を徹底
 ▽道州制特区で森林法に特例、樹種別伐採量の設定目指す

【大手町地所・総合農林の戦略】
発足4年で1万haの山林を取得
 ▽取得した山林は長期保有し、資産価値を高める
 ▽九州で大規模山林を取得、パルプ山に引き合い

【遠藤日雄のルポ&対論】
道産カラマツを有効活用、北の合板王・丸玉産業
 ▽津別協組が原木集荷・単板製造し、丸玉へ全量販売
 ▽木屑等を熱と電気に換えるエネルギーセンター
 ▽40年前に針葉樹合板製造、24cm上で原木調達棲み分け
 ▽オールトドマツの構造用合板に活路あり

【ルポ】
資源危機に活路(2)
どんな木でも使いこなす渡辺林産沼田工場
 ▽広葉樹は1万円、針葉樹は6500円ですべて買い取る
 ▽菌床用おが粉に活路、スモークチップはシェア8割
 ▽解体材は敬遠、放置されているD材の活用が最優先

【地方のトピックニュース】
◆環境省が釧路湿原での自然林再生に着手 カラマツ人工林から広葉樹林へ転換
◆秋田中央木材市場が県北での市売り開始 破綻した秋田県原木市場の地盤を継承
◆東京ボード工場(新木場)がマルヒを子会社化
◆「九州林業会議」が発足、総選挙睨み政策提言
◆岩手素流協がNJ素流協に改名、設立記念式典開催
◆野生復帰をサポート、トキの住める森づくりを整備
 ▽カーボンオフセットで「トキの住む森」再生
 ▽1・75haにトキ営巣木を植林、NPOと協定

【りんせいダイアリー300秒】
◆世界遺産・白神山地でブナ等35本に刃物傷
◆木育で繋がる、LN21フォーラム開催
◆山都町が所有者負担ゼロの再造林資金
◆需給見通しを下方修正、自給率は24%に
◆11月26日に森林環境と健康の山梨会議開催
◆10月25日にバイオマスエネルギーのシンポ
◆ユーチューブなどに農林水産省サイト開設
◆夢の森つやまなどが受賞、間伐コンクール

【広告】
日本林業土木株式会社

上記内容は本書刊行時のものです。

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