森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第353号


B5変型判  
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-353-3 C0061
在庫あり

書店発売日 2008年11月19日

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目次

【表紙】
「ジャパンホームショー 2008」が11月12から14日まで東京ビッグサイトで開催され、国産材を使った展示ブースが並んだ。写真左上:全国中小建築工事業団体連合会、右上:和歌山県・和歌山県木材協同組合連合会・山長商店、右下:東京合板工業組合・東北合板工業組合、左下:(株)つみっく。

【ニュース・フラッシュ】
◆間伐材コピー紙の政府調達で総合評価方式 環境特性評価、最大30%まで配合可能
◆林業公社の債務対策で国と地方が検討会 地財措置で利子軽減、12月に中間まとめ
◆「見える化」検討会が炭素貯蔵量などの算定式を示す
◆ITTO新協定の早期発効を求め決議採択、理事会で

【争点を読む】
「未乾燥材の乾燥割れは瑕疵ではない」と初の判決
 ▽木材業者に補修費を求めた施工会社の訴えを全面棄却
 ▽割れやすいのは当たり前、木材業者に説明責任はない
 ▽リスク回避で無垢材使用を控える風潮を懸念

【短期集中連載】
再造林放棄地はなくせるか!―過伐との戦い―(5)
座談会 伐採規制と植林義務づけはどこまで可能か
 ▽90年代半ばから植林放棄、国産材のイメージ悪化を懸念
 ▽森林法の規制緩和が孕む問題、もう「性善説」は通じない
 ▽なぜ再造林が必要なのか、最低限の義務を明確にすべき
 ▽拡大生産者責任の適用検討、持続可能なコストに理解を

【ルポ】
資源危機に活路(3)
ロシア材から国産材に転換、広和林業の先見性
 ▽2年前にロシア材と「縁を切る」、国産対応チッパー導入
 ▽公共土木用杭で存在感、合板用B材、バークも生産
 ▽稼働率50%の工場をフル生産させる価格は2万円/トン

【地方のトピックニュース】
◆越後杉ブランド確立へ3年で1800棟支援 越後杉合板も倍増ペース、運搬費も助成
 ▽第3回越後杉の家デザインコンペ、参加作品募集中!
◆小断面間伐材ブロックで東大に実験所建設 和歌山県産スギ材を利用、圧縮強度発揮
◆中国木材、日向進出で地元と覚書調印 住宅市場不透明でスケジュールは未定
◆「福井型カーボン・オフセット」導入へ、森林整備を支援
◆森林中心に「CO2地産地消モデル」構築――静岡市
◆山佐木材(鹿児島)が間伐材製ビニールハウスを試作
◆間伐の切り札「森づくり団地」の第1号誕生――豊田市
新製品 木製ブロック「つみっく」で安心空間を提供

【りんせいダイアリー300秒】
◆バイオ燃料の国際基準作成に向け日本提案
◆中国とモルドバで再植林などのCDM事業
◆新潟県の林・農・漁業士が森林整備で交流
◆産学官のトップリーダーが11月20日に集う

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日本林業調査会(J-FIC)の本

上記内容は本書刊行時のものです。

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