「林政ニュース」第671号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-671-8 C0061
在庫あり
書店発売日 2022年02月23日
紹介
第671号は、初の「樹木採取権者」に秋田県素材生産流通協同組合/自民党PTが譲与税の活用促進策を検討/住友林業が1千億円ファンド創設/スギ大径材を「フリー板」で活かす兵庫木材センター/B材工場と大型パネルでブランド力を高める山長商店/「中之条町木材活用センター」を担う人材募集/「“ウド”ベージェ」販売開始!コンクールから初の商品化――などを掲載しています。
目次
【表紙】
AR(Augmented Reality:拡張現実)の技術を林内調査などに応用する現地検討会が東京都内の山林で2月8日に開催された。スマートグラスを装着すると、立木の樹高や胸高直径、歩行ルートなど様々な情報が表示される。
【ニュース・フラッシュ】
◆初の「樹木採取権者」に秋田県素材流通協 8年かけ約191haを皆伐、需要創出へ
▽申請のなかった4か所は再公募、需要創出アイディアも募集中
◆自民党PTが譲与税の活用促進策を検討、徴収開始に備える
◆伐倒補助装置ガイドレーザーに「向殿安全賞」、林業界初!
◆間伐・再造林コンクールの最優秀賞に鹿児島市のヤマトク
◆1千億円ファンド創設、国産材100万m3へ─住友林業
【緑風対談】
ようやく決定!「樹木採取権者」が動き出す 長期契約の国有林“特区”で現場は変わるか
▽10か所のうち「申請あり」は6か所、様子見に躊躇いも…
▽協定・契約を結び設定料や樹木料を納めた上で伐採に着手
▽確実な植栽を厳守、秋田は2×4(ツーバイフォー)材や発電燃料向けに供給
【遠藤日雄のルポ&対論】
スギ大径材を「フリー板」で活かす兵庫木材センター
▽コモディティ製品を量産する一方で自由に使える板を生産
▽ボイラー用の燃料にしかならない端材を有効利用し製品化
▽製材システムを一新、最大径63㎝の丸太でも効率的に加工
▽在来工法住宅向けという固定観念から脱して、製品開発へ
【突撃レポート】
B材工場&大型パネルでブランド力を高める山長商店
▽新工場「YSS」で虫害材などを加工し、山全体の価値向上へ
▽「あかね材」も活かして羽柄材などを生産、木材不足も凌ぐ
▽千葉県で大型パネル生産、ネットワークを広げ総合力で勝負
【地方のトピックニュース】
◆船橋市に国内初の4階建てCLT賃貸住宅 大東建託が本格販売開始、施工を合理化
▽中継ヤードで物流効率化、都市部の狭小地でも有効活用可能
◆「中之条町木材活用センター」担う人材募集 月給約40万円、課長級待遇で活躍を期待
▽木材加工・チップ生産を強化、木質バイオマスの熱利用推進
◆林大生は何に不安を感じている?─アンケートをもとに議論
◆スマートグラスとARで林内作業効率化、現地検討会開く
◆森女と野地木材が端材で楽しむ「HIASOBI」商品化
◆第8回「山菜料理コンクール」を開催、3月1日応募開始
▽「“ウド”ベージェ」販売開始!コンクールから初の商品化
【りんせいダイアリー300秒】
◆森林GISフォーラムが3月4日にシンポ
◆北山林業の活性化目指しオンラインシンポ
◆熱帯早生樹のギター、ナッツ利用など紹介
◆山林会の140周年シンポは4月12日に延期
◆3月1日に「森林サービス産業フォーラム」
【お知らせ】
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版元から一言
皆様お馴染み林業界の回覧板!
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