「林政ニュース」第673号
「林政ニュース」編集部(編集)
B5変型判 24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-673-2 C0061
在庫あり
書店発売日 2022年03月23日
紹介
第673号は、ロシアの林産物禁輸で木材貿易“大変動”も/大北産業、南栄、青森県森連に樹木採取権/農林水産省が「建築物木材利用促進協定」初締結/ウェブや花木も活用して良質材生産を続ける「龍神林業」/秋田県が再造林拡大へ「新たな仕組み」導入/ベトナムの大手林業企業と連携し人材育成/下呂市が譲与税活用し森林造成組合の活動支援/14年に及んだ「阿津江地区直轄地すべり防止事業」が完了――などを掲載しています。
目次
【表紙】
原木強度の「見える化」やサカキやアセビなどの花木販売に取り組む「龍神林業」。写真左上は「龍神真榊」、左下は林内にあるアセビ、右上は強度刻印が打たれたスギの原木、右下は強度を計測する様子。
【ニュース・フラッシュ】
◆ロシアの林産物禁輸で木材貿易“大変動”も 単板の調達難に加え、製材も不足見通し
▽強度の高いラーチ(カラマツ)単板からの切り替えは“難題”
▽PEFCとFSCがロシアとベラルーシ産の木材認証を停止
解説 世界の針葉樹製材貿易の2割を担うロシアが消える?
◆大北産業、南栄、青森県森連に樹木採取権 関東・九州・東北局管内で8~10年事業
◆農林水産省が「建築物木材利用促進協定」初締結、計4件
◆2年ぶりに「全国林業経営推奨行事賞状伝達贈呈式」を開催
◆「おかえりモネ」制作チームに長官感謝状、業界外で初めて
◆緑化樹木を貨物列車で輸送、「緑配便」を今夏から開始へ
◆原油価格高騰対策で、きのこ生産者の省エネ設備導入支援
【遠藤日雄のルポ&対論】
オロチの“成功”から見通すスギ産地の将来・上
▽施工現場で使いやすいスギLVLの天井野縁が主力製品に
▽首都圏のパワービルダーと連携し、オールLVL住宅供給
▽人口減に対応した省力・自動化工場で生産規模倍増目指す
▽次代の山づくりに向けて地域の枠を超え新しい循環目指す
【突撃レポート】
ウェブや花木も活用して良質材生産を続ける「龍神林業」
▽「フォレスタイル龍神」第1号住宅が和歌山市内で今春完成
▽合同特別市、原木強度表示、デジタル市場など新機軸相次ぐ
▽サカキ・コウヤマキ・アセビを組み合わせ“複合林産業”推進
【地方のトピックニュース】
◆秋田県が再造林拡大へ「新たな仕組み」導入 経営体に約10年間委託、マイスター育成
▽輸入ラミナからの転換を支援、「あきた材販路拡大事業」拡充
◆ベトナムの大手林業企業と連携し人材育成 丸和林業・高知県と協定、合弁会社設立
◆下呂市が森林造成組合の活動を支援、譲与税活用し交付金
◆14年に及んだ「阿津江地区直轄地すべり防止事業」が完了
◆三重県が公共土木工事で県産材利用拡大、適用工種増やす
◆「第66回静岡優良ツキ板展示大会」で約8600万円販売
◆東北地方素材生産業者の経営が大きく好転―日本公庫調査
【りんせいダイアリー300秒】
◆20年の林業産出額は5000億円割り込む
◆「みどりの学術賞」に岡田清隆氏と北島薫氏
◆オンラインで林業経済学会春季大会シンポ
◆シンポ「4年制大学における森林科学教育」
◆熊本県立南稜高等学校に「がんばる」表彰
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