森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第695号

「林政ニュース」編集部(編集)

B5変型判  24ページ 並製
価格 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-695-4 C0061
在庫あり

書店発売日 2023年02月22日

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紹介

第695号は、2021年の林業産出額が13%増、2000年以降で最高/森林総研が国産トリュフの人工的発生に成功/大林組がサイプレス・スナダヤを子会社化/東京中央木材市場が本社移転し「酒々井インター富里市場」開設/木材生産量80万m3台へ長野県が新「森林づくり指針」/東京都が「木材利用ポイント」を増額しリフォームを追加/第4期「森林生態系多様性基礎調査」の結果を公表――などを掲載しています。

目次

【表紙】
東京中央木材市場(株)が本社を千葉県の浦安市から富里市に移転し、「酒々井インター富里市場」を開設した。2月4日に開催したオープン記念市には多数の来場者が詰めかけ、熱気に溢れた。

【ニュース・フラッシュ】
◆21年の林業産出額が13%増、5460億円 2000年以降で最高、木材生産32%増
◆国産トリュフの人工的発生に成功、国内初 森林総研が22個確認、栽培技術の確立へ
◆林業イノベーションシンポに約570名、森ハブにWG設置へ
話題を追う 大林組がサイプレス・スナダヤを子会社化、狙いは?
 ▽拡大する非住宅市場を睨み、ゼネコン中心に供給網の形成へ
◆国と企業等の協定10件に、大林グループ、マクドナルドも
◆ha20~30本の広葉樹を残して鳥類保全、トドマツ林で調査
◆国産材を使ったSAF原料の供給へ、日本製紙などが計画
◆NLTを現しの耐力壁として利用へ、実証実験で強度を確認

【遠藤日雄のルポ&対論】
地産地消で熱電併給に挑むフォレストエナジー・下
 ▽日本のバイオマス事業は発電優先、熱利用のインフラが不足
 ▽廃校を再利用してイチゴの栽培も行う渋川バイオマス研究所
 ▽事業参入のハードルを下げて、顔の見える距離感で連携する
 ▽燃料チップの品質に応じた価格差や輸送コストの削減が必要

【突撃レポート】
東京中央木材市場が富里市で新出発、木の魅力発信!
 ▽鉄骨造計画を変更し3棟を木造化、浜問屋の取り扱い製品活用
 ▽本社棟と展示棟で“木づかい”徹底、デザイナーらとの交流も
 ▽オープン記念市に約540名が参集、地元も「後方支援する」
 ▽懸案の渋滞問題を解決、木材セラピーなど含め木の良さ伝える

【地方のトピックニュース】
◆木材生産量80万m3台へ、「稼ぐ林業」実現 長野県が新「森林づくり指針」、来年度から
 ▽「経営に適した森林」で主伐・再造林推進、針広割合4:6に
◆都が「木材利用ポイント」を10億円に増額 リフォームも対象、国産材予算96億円に
◆サントリーが「天然水の森 とうきょう檜原」設定、22か所に
◆湘南エリア初! 純木造5階建て建築物の構造見学会を開く

【データ・ファイル】
第4期「森林生態系多様性基礎調査」の結果を公表
 ▽5年間で約1万5000点のプロットを“人海戦術”で調べる
 ▽針葉樹と広葉樹の優先割合はほぼ半々、シカの分布域が拡大

【りんせいダイアリー300秒】
◆3月1日「森林ESD・緑の少年団セミナー」
◆3月10日に「ガイドラインサミット徳島大会」
◆3月6・7日に「CLT建築物成果報告会」
◆安全装備・装置+研修費に助成、経営体募集
◆3・2外構部企画提案型事業の成果報告会

【新刊紹介】
『いきいき信州の森林(もり) 上巻・木材の利用』

【広告】
日本林業調査会(J-FIC)の本
日本林業土木株式会社

著者プロフィール

「林政ニュース」編集部(リンセイニュースヘンシュウブ)

上記内容は本書刊行時のものです。

880円
(本体価格 800円)

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