森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第730号

「林政ニュース」編集部(編集)

B5変型判  24ページ 並製
価格 1,320円 (本体価格 1,200円)
ISBN978-4-88965-730-2 C0061
在庫あり

書店発売日 2024年08月07日

このエントリーをはてなブックマークに追加
 読書メーター  本を引用

解説

『林政ニュース』第730号(2024年8月7日発行)ができました!

紹介

第730号は、25年度予算要求の目玉は集積・集約化対策/外資の森林買収や「盗伐」が収束傾向/譲与税を追う・北海道旭川市/40年サイクルの確立へ産学結束!白樺プロジェクト/金山町森組・金山町・木分協・協和木材が再造林推進協定締結/福井市が県民衛星からのデータを山地災害対策などに活用/寄稿・ユーカリ植林の時は来たり!――などを掲載しています。

目次

【表紙】
北海道の旭川市が森林環境譲与税を使って木材利用を推進している。家具産地のシンボルとして建設した新庁舎の議場は、梁にアーチ状のカラマツ集成材、内装材にトドマツを使用した重厚感のある大空間になっている。

【ニュース・フラッシュ】
◆25年度予算要求の目玉は集積・集約化対策 花粉症対策を継続、「強靭化」は事項要求
 ▽森林経営管理法の改正に先立ちモデル地区での先行対策を検討
◆知事会のプロジェクトチームが提言、木材セラピーなどを学ぶ
◆全素協の課題検討部会が鹿島建設とDXを巡り意見交換行う
◆JBN全国工務店協会・木青連・林経協が初の合同研修会を開く
◆外資の森林買収や「盗伐」が収束傾向、“監視の目”が光る
◆リサイクル石膏を50%以上配合した「タイガーR50」発売

【譲与税を追う】
北海道旭川市
「家具のまち」が約1億円の譲与税を“国産材回帰”に活かす
 ▽シンボルとなる新庁舎に市有林産材や旭川家具を積極的に使用
 ▽未回答森林は再調査し放置林ゼロ目指す、担い手確保にも注力

【遠藤日雄のルポ&対論】
先人の遺志を継ぎ飛躍を目指す伊万里木材市場・中
 ▽取り扱う原木の大半を「システム販売」で供給し、量を追求
 ▽新しい“出口”が広がり、A・B・C・D材の違いが曖昧に
 ▽販売先を確保しグレードごとに価格差、木材市場の役割は?
 ▽入札ありきの駆け引き商売から脱却、もっと川上に寄り添う

【広葉樹を活かす!】
40年サイクルの確立へ産学結束!白樺プロジェクト
 ▽「ずーっと、使う。ずーっと、育てる。」で多彩な製品を開発
 ▽研究者の声かけに応じて発足、「使う」だけでなく「育てる」
 ▽市民参加で持続的な森づくりを進め、ナラやタモの成長を待つ

【地方のトピックニュース】 
◆金山町森組・金山町・木分協・協和木材が再造林推進協定締結
◆「木曽式伐木運材図会」を報道機関と長野林大生に限定公開
◆能登半島の復旧・復興に向け石川県が林務職員10名程度募集
◆福井市が県民衛星からのデータを山地災害対策などに活用
◆宮下・青森県知事がガイド役をつとめアウトドアツアー初開催
◆京丹後長岡緑の少年団を顕彰、多彩な活動をOBがサポート

【寄稿】
ユーカリ植林の時は来たり!早生樹を活かして森林(もり)を豊かに
中村元・(株)JSC総合研究所顧問
 ▽国際的にポピュラーな樹種、世界の植林面積は約2000万ha
 ▽エネルギー利用など用途は多様、造林樹種の選択肢を広げたい

【りんせいダイアリー300秒】
◆「FORESTRISE 2024」開催
◆10月2・3日に宮崎県で「産地見学ツアー」
◆第46回森喜作賞に中村友幸氏と池辺稲生氏
◆JASサプライチェーン事業の助成先募集
◆外構部木質化支援で圧密材など3件を採択
◆「都市木材需要拡大事業」の支援先募集中

【人事・消息】
全国造生協と全素協の新専務理事に矢野彰宏氏

【広告】
BSC工法
『林政ニュース』デジタル版

著者プロフィール

「林政ニュース」編集部(リンセイニュースヘンシュウブ)

上記内容は本書刊行時のものです。

1,320円
(本体価格 1,200円)

在庫あり

 

オンライン書店で買う


最寄りの書店で買う



版元からのお勧め