森と木と人のつながりを考える

» 新技術・新製品

防府市に「農林業の知と技の拠点」、先端技術の開発など目指す

防府市に「農林業の知と技の拠点」、先端技術の開発など目指す

山口県農林総合技術センターの農業試験場と農業大学校及び林業指導センターを統合し、先端技術の開発や人材育成に一体的に取り組む「農林業の知と技の拠点」が防府市にできた。民間企業や大学、関係機関などとも幅広く連携し、「農林業産 […]

「鳥取県デジタル林業コンソーシアム」が発足

「鳥取県デジタル林業コンソーシアム」が発足

鳥取県と県内の森林組合、木材業者、自治体、金融機関、大学など25団体が結集し、木材流通などのデジタル化を進める「鳥取県デジタル林業コンソーシアム」を4月13日に立ち上げた。同コンソーシアムは、「とっとりデジタル循環型林業 […]

国産トリュフの人工的発生に初めて成功、森林総研

国産トリュフの人工的発生に初めて成功、森林総研

森林総合研究所(茨城県つくば市)は、国産の白トリュフ(ホンセイヨウショウロ)を人工的に発生させることに初めて成功した(2月9日に発表)。国産トリュフの栽培化を目指して2015年度から研究プロジェクトに取り組み、昨年(20 […]

山間地の「圏外」でも「情報通信杭」でネットワーク構築

山間地の「圏外」でも「情報通信杭」でネットワーク構築

通信機能の付いた作業杭「情報通信杭」を使って山間地の「圏外」を解消し、林業機械の自動化や遠隔操作に道を開く新しいシステムの開発が進められている。携帯電話などの通信サービスが使えないところでも、「情報通信杭」を200~30 […]

岡山大と高砂熱学工業が木を搾って脱水する新技術開発

岡山大と高砂熱学工業が木を搾って脱水する新技術開発

岡山大学(岡山県岡山市)と高砂熱学工業(東京都新宿区)の研究グループは、木を搾って効率的に脱水する技術を開発した(昨年(2022年)12月16日に発表)。この技術は竹や草本類にも適用でき、木質バイオマス燃料の乾燥に必要な […]

改造・改修が手軽な低コスト運搬機「山猫車」を開発中

改造・改修が手軽な低コスト運搬機「山猫車」を開発中

造林専門会社のGREEN FORESTERS(「林政ニュース」第686・687号参照)は、最大35度の不整地斜面や凸凹の作業現場でも安定して走行できる低コスト運搬機「山猫車」の開発を進めている。フレームや駆動部品(モータ […]

世界初!「等方性大断面部材」を2030年度までに社会実装

世界初!「等方性大断面部材」を2030年度までに社会実装

合板の製造技術をベースにした新しい木質材料「等方性大断面部材」の開発がグリーンイノベーション基金を活用して行われる。「等方性大断面部材」は、長さと幅の両方向からの荷重に強い特性を持つ世界初の木質材料で、工期の短縮化や設計 […]

スギ材のおが粉を使ったペット用消臭スプレーを製品化

スギ材のおが粉を使ったペット用消臭スプレーを製品化

スギ材のおが粉を使ったペット商品「命の猫砂 杉にゃん」を販売している杉のチカラ(埼玉県久喜市、「林政ニュース」第669号参照)がペット用消臭スプレー「杉の精」を新たに製品化した。「杉の精」は、猫砂になる前のおが粉から独自 […]

中濃エリアの「通信圏外」解消へ、LPWA協定締結

中濃エリアの「通信圏外」解消へ、LPWA協定締結

岐阜県の県立森林文化アカデミーと岐阜大学Coデザイン研究センター及び中部電力パワーグリッド岐阜支社は、山間部での「通信圏外」を解消して重大災害の発生防止などを図るため、LPWA(Low Power Wide Area、「 […]

日本製紙の「倉吉閉鎖型採種園」が稼働開始

日本製紙の「倉吉閉鎖型採種園」が稼働開始

日本製紙(東京都千代田区)が鳥取県の倉吉市で整備を進めてきた「倉吉閉鎖型採種園」が竣工し、10月28日から稼働を始めた。同採種園では、成長に優れ二酸化炭素(CO2)吸収能力の高いエリートツリー等の供給量を増やすため、スギ […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本