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アイヌの儀式用素材を提供、石狩署と千歳市が共用林野契約

アイヌの儀式用素材を提供、石狩署と千歳市が共用林野契約

北海道の石狩森林管理署(札幌市)と千歳市は、アイヌの伝統的儀式で使われる祭具や民族衣装、生活用具の素材を国有林から無料で採取できるようにする「アイヌ共用林野契約」を3月29日に締結した。同契約は、2019年施行のアイヌ新 […]

国産材製品の増産や外材からの転換支援に約40億円

国産材製品の増産や外材からの転換支援に約40億円

木材需給がひっ迫していることへの対策として、林野庁は今年度(2022年度)の一般予備費を使って国産材製品の増産や外材製品からの切り替えを臨時的に支援することにした。政府が4月28日に閣議決定した「原油価格・物価高騰等総合 […]

広島県がデザイナーらと連携した製品開発支援、人件費も補助

広島県がデザイナーらと連携した製品開発支援、人件費も補助

広島県は、県産材の新たな需要を生み出すため、デザイナーらと連携して新製品を開発する家具・木製品メーカーを支援する事業を今年度(2022年度)から始める。デザイン費や試作・試験費に加え、直接人件費も補助対象にして先駆的な取 […]

農林中金が安全装備品購入費助成にフルハーネスなど追加

農林中金が安全装備品購入費助成にフルハーネスなど追加

農林中央金庫は、森林組合と森林組合連合会を対象に行っている林業用安全装備品の購入費助成事業を拡充した。今年度(2022年度)から助成する安全装備品にフルハーネスを追加し、割賦利用対象製品に自動チェーンソー目立て機を加えた […]

「樹木採取権者」の第1陣が出揃う、8~10年間の伐出事業実施へ

「樹木採取権者」の第1陣が出揃う、8~10年間の伐出事業実施へ

国有林の樹木採取権制度(「林政ニュース」第598・606号参照)を利用して、8~10年間にわたって伐出事業などを行う「樹木採取権者」の第1陣が出揃った。3月末までに、秋田県素材生産流通協同組合、青森県森林組合連合会、大北 […]

安全装備・装置の導入と研修費に助成、実施経営体を募集

安全装備・装置の導入と研修費に助成、実施経営体を募集

林野庁は、安全衛生装備・装置を導入して労働安全研修を行う取り組みを広げるため、実施する経営体等を4月18日(月)から5月20日(金)まで募集する。助成対象となるのは、都道府県が定める「体質強化計画」に参画している選定経営 […]

三重県県土整備部が公共土木工事で県産材利用を拡大

三重県県土整備部が公共土木工事で県産材利用を拡大

三重県県土整備部は、今年度(2022年度)から公共土木工事(施設)での県産材利用を拡大する。同部に事務局を置き関係各課で構成する県産木材利用推進会議が策定した「公共土木施設の県産木材利用5か年計画」(計画期間は2021~ […]

下呂市が譲与税活用し森林造成組合の活動を支援

下呂市が譲与税活用し森林造成組合の活動を支援

岐阜県の下呂市は、森林造成組合による森林整備活動などを支援する事業を来年度(2022年度)から始める。森林環境譲与税を使って必要経費に対して助成し、「地域の森林を地域で守る」取り組みを広げる。助成(交付額)は1組合当たり […]

第8回「農中森力基金」の助成先に7件を採択

第8回「農中森力基金」の助成先に7件を採択

農林中央金庫は、8回目となる今年度(2021年度)の「農中森力基金」の助成案件を決めた。今回は19件の応募があり、次の7件を採択した。助成総額は、1億7,500万円。 ・三八地方森林組合(青森県)「南部アカマツ・青森スギ […]

農林水産省が「建築物木材利用促進協定」を初めて締結

農林水産省が「建築物木材利用促進協定」を初めて締結

農林水産省は3月9日、改正木材利用促進法に基づく「建築物木材利用促進協定」(「林政ニュース」第653号参照)を民間企業・団体等と初めて結んだ。農林水産大臣は木材利用促進本部長をつとめており、同省が自ら協定の締結者となって […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本