森と木と人のつながりを考える

» 統計・調査

林業(私有人工林)の付加価値生産額を5,000億円に倍増

林業(私有人工林)の付加価値生産額を5,000億円に倍増

林野庁は、林業の成長産業化で達成目標となるKPI(重要業績評価指標)と工程表を作成した。昨年11月の「規制改革の推進に関する第2次答申」で求められていた“宿題”に答えたもので、私有人工林を対象に試算を行い、10年後には全 […]

昨年の外資による森林買収は44件・148ha、UAEやタイも

昨年の外資による森林買収は44件・148ha、UAEやタイも

農林水産省は4月27日に、昨年(2017年)の外国資本による国内森林の買収は44件(うち39件は北海道)、面積は148haだったと発表した。前年(29件・202ha、「林政ニュース」第556号参照)より面積は減ったが、買 […]

2016年の林業産出額が2002年以降では最高を記録

2016年の林業産出額が2002年以降では最高を記録

2016(平成28)年の林業産出額が前年比3.1%増の4,662億円となり、2002(平成14)年以降では最高額を記録した(農林水産省が3月28日に発表)。4,662億円の内訳は、木材生産が2,370億円、栽培きのこ類生 […]

国が整備した公共建築物の木造化率が43.3%に低下

国が整備した公共建築物の木造化率が43.3%に低下

農林水産省と国土交通省は、2016(平成28)年度に国が整備した公共建築物の木造化状況を3月16日に公表した。対象となった97施設のうち木造で整備したのは42施設で、木造化率は43.3%だった。初めて5割を超えた2015 […]

巨樹・巨木林データベースを全面リニューアル

巨樹・巨木林データベースを全面リニューアル

環境省は、全国の巨樹・巨木林に関する情報を掲載しているウェブサイト「巨樹・巨木林データベース」を全面リニューアルした。新たなコンテンツを加え、全国約7万本の巨樹・巨木林のデータベースを再構築、検索や情報更新が以前よりも簡 […]

木材輸出額が38年ぶりに300億円突破、昨年は37%増

木材輸出額が38年ぶりに300億円突破、昨年は37%増

昨年(2017(平成29)年)の木材輸出額が前年比37%増の326億円と大きく伸びた。木材輸出額が300億円を超えたのは38年ぶり。林野庁が2月9日に発表した。→詳しくは、「林政ニュース」第575号(2月21日発行)でど […]

EPA、TPPで集成材・合板等の生産額は減少と試算

EPA、TPPで集成材・合板等の生産額は減少と試算

政府は昨年12月21日に、日欧経済連携協定(EPA)と米国を除いた環太平洋経済連携協定(TPP)が発効した場合の影響試算を公表した。構造用集成材等の生産額は約186~371億円、合板等は約212億円減るとしたが、国内対策 […]

「木質バイオマス熱利用・熱電併給事例集」を作成

「木質バイオマス熱利用・熱電併給事例集」を作成

林野庁は、「木質バイオマス熱利用・熱電併給事例集」を作成した(11月9日に公表)。全国から39件の事例をピックアップし、燃料の使用状況や収支などについて簡潔に紹介している。→詳しくは、こちらを参照。

スギ・ヒノキ・マツの立木価格が上昇、3月末調査

スギ・ヒノキ・マツの立木価格が上昇、3月末調査

日本不動産研究所はが10月30日に発表した調査結果によると、今年3月末時点の山元立木価格は、スギが2,881円で前年比プラス2.7%、ヒノキが6,200円で同0.5%、マツが1,705円で同1.4%と3樹種揃って上昇した […]

松くい被害がピーク時の5分の1、ナラ枯れは4分の1に減少

松くい被害がピーク時の5分の1、ナラ枯れは4分の1に減少

昨年度(平成28年度)の松くい虫被害量がピーク時(昭和54年度)の約5分の1に、ナラ枯れ被害量も最盛期(平成22年度)の約4分の1に減少した。松くい虫被害量は前年度より約4万1,000m3減の約44万m3、ナラ枯れ被害量 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本