森と木と人のつながりを考える

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森林組合数が610に減少、経営状況は好転

森林組合数が610に減少、経営状況は好転

農林水産省は、「森林組合一斉調査」の2021年度の結果を4月28日に公表した。全国の森林組合数は610で、前年度(2020年度)より3組合減少した。また、生産森林組合の数は2,627で、前年度より66組合減った。合併や解 […]

国内森林の総蓄積が約56億m3に増加

国内森林の総蓄積が約56億m3に増加

林野庁は、5年ごとに実施している「森林資源現況調査」の最新データを公表した。昨年(2022年)3月末時点での集計結果によると、国内森林の総蓄積は55億6,000万m3で、前回調査の52億4,200万m3を3億1,800万 […]

「森林生態系多様性基礎調査(第4期)」の結果を公表

「森林生態系多様性基礎調査(第4期)」の結果を公表

林野庁が実施している「森林生態系多様性基礎調査」の最新の結果が1月31日に公表された。1999年度にスタートした同調査は、5年間を1期として全国を一巡するサイクルで行われており、各期の「調査プロット」は約1万5,000点 […]

2021年の林業産出額が5,460億円に増加、2000年以降で最高

2021年の林業産出額が5,460億円に増加、2000年以降で最高

2021年の林業産出額が対前年比13.0%増の5,460億円に増え、2000年以降で最高となった。ウッドショックの影響などで国産材の需要と価格が高まり、木材生産の産出額が同32.0%増の3,254億円に伸びたことがプラス […]

林産物輸出額が12%増の638億円に続伸、木材は527億円

林産物輸出額が12%増の638億円に続伸、木材は527億円

昨年(2022年)の林産物輸出額が対前年比12%増の638億円に増え、近年における最高値を更新した。638億円の内訳は、木材が527億円で約8割を占め、次いで、木製家具が69億円、特用林産物が42億円。政府は、林産物輸出 […]

「林業信用保証」の利用拡大へ、2種類のパンフレット作成

「林業信用保証」の利用拡大へ、2種類のパンフレット作成

農林漁業信用基金は、「林業信用保証」の利用拡大に向けて、事業者向けと融資機関向けの2種類のパンフレットを新たに作成した。事業者向けパンフレットでは、林業信用保証の内容やメリット、利用にあたっての手続きなどをわかりやすく解 […]

過剰木材利用対策の助成金支給「不適切」、会計検査院

過剰木材利用対策の助成金支給「不適切」、会計検査院

新型コロナウイルス対策として実施された林野庁の「過剰木材在庫利用緊急対策事業」(「林政ニュース」第629号参照)の助成金交付で、不適切な支給が行われていたことが会計検査院の調査でわかった。同事業を利用するにあたっては、他 […]

スギなどの山元立木価格が大きく上昇、ピークは遠く

スギなどの山元立木価格が大きく上昇、ピークは遠く

日本不動産研究所が10月25日に公表した調査結果によると、今年(2022年)3月末時点の山元立木価格(利用材積1m3当たり)は、スギが4,994円で対前年比56.1%増、ヒノキが1万840円で同51.0%増、マツが2,7 […]

木質ペレットの自給率が4.8%にダウン

木質ペレットの自給率が4.8%にダウン

林野庁がまとめた昨年(2021年)の木質ペレット(木質粒状燃料)に関する調査結果によると、国産ペレットの生産量は前年比4.6%増の15万6,000tだったのに対し、輸入ペレット量は同53.7%増の311万7,000tに大 […]

木材自給率が低下、2021年は0.7ポイント減の41.1%

木材自給率が低下、2021年は0.7ポイント減の41.1%

10年連続で上昇していた木材自給率が昨年(2021(令和3)年)は前年比0.7ポイント減の41.1%に低下した。昨年は木材総需要量が3年ぶりに増加して国産材の供給量も増えたが、外材の輸入量の伸びが国産材を上回った。林野庁 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本