森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第37回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第37回「既存流通に頼らない営業力で躍進・外山木材」(『林政ニュース』第326号(2007(平成)年10月10日発行)掲載)をアップしました。
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宮崎県都城地区は、丸太消費量が40万㎥に達する九州最大のスギ製材産地である。「御三家」の木脇産業(株)(約12万㎥)、外山木材(株)(約7万㎥)、持永木材(株)(約5万㎥)を筆頭に、4〜5万㎥クラスの量産工場が轡を並べるように稼働している。都城産地は、1980年代に入って急速に浮上し始めた。大量に出材されるスギ間伐材製材で、まず地場市場から米材を駆逐。次いで、隣県鹿児島港の外材製材との競争に勝利、さらに沖縄市場に参入していた日田材を蹴散らした。この結果、「宮崎―鹿児島―沖縄ルート」の新たなマーケットを獲得。絵に描いたような国産材時代を実現した。その都城産地では、年々増加する中目丸太や尺上丸太を原料に、業界の再編が模索されている。その1つの方向を示唆しているのが外山木材(宮崎県都城市。外山正志・代表取締役社長)だ。同社が目指す製材業の未来形とは何か。遠藤日雄・鹿児島大学教授が、外山社長との「対論」を通じて明らかにする。
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日本林業調査会
(J-FIC)の本