木づかい新時代


木づかい新時代
遠藤 日雄
四六判 294>ペー>ジ 並製
ISBN978-4-88965-161-4 C0061
品切
奥付の初版発行年月:2005年11月
書店発売日:2005年11月15日

コピーサービス

個人の方がご自身>の研究目的などに限定して閲覧を希望される場合に限り、コピーサービス(>当方でコピーし、簡易製本して郵送)をご利用いただけます。お申し込みは、書籍全 体、または目次の見出し単位でお願い致します。なお、一部書籍につきましては、都 合により、ご利用いただけない場合がございますので、ご了承ください。
 ご利用料金は、1ページにつき20円と簡易製本代600円が目安となります(税・送>料別)が、判型等によって若干異なりますので、事前にお見積もりが必要の場合はお 申し出下さい。お届けは、お申し込み日から7〜10日程度です。ご希望の方は、下記 リンク先ページをご参照の上、お申し込みください。

コピーサービス >>


内容紹介

『木づかい応援団』の大沢啓二氏(大沢親分、プロ野球マスターズリーグ委員会議長)も推薦! 新しいステージに入った国産材利用の最新状況を綿密な現地取材と分析でお伝えします。

目次

刊行に寄せて 林野庁長官 前田直登 3

プロローグ—琉球の風— 11
 沖縄県民斯ク戦ヘリ 11/斬新ビジネスの「心臓部」 12/試作品ほぼ完売に自信 15/夢は世界のトップ・ブランドとの競争 18/量産から付加価値生産へ 20/カネからヒトへ 24/川上と川下の逆転 26

第一章 「もたざる国」から「もてる国」へ 29
  地殻変動 29/オールドグロスからセカンドグロスへ 30/マダラフクロウ 33/資源問題に直面した米材産地 34/直径一m以上のオールドグロス丸太 37/オールドグロスからセカンドグロスへの移行の意味 39/北米産地の競争力低下 41/三〇年前後で伐採可能 42/輸入量の減少が続く南洋材 45/日・中・韓三竦みで北洋材需給はタイトに 48/木材市場のグローバル化 50/中国の丸太輸入量は日本の倍 51/新興木材産地として浮上する中国 54/「もたざる国」から「もてる国」へ 56/「つくる林業」から「売る林業」への転換 59/なぜ国産材時代は来なかったのか? 62/いろんな事情 63/どうにもとまらない 65/魂の入れ替え 66/川上から川下へのマーケティングの頓挫 67/新しいビジネスチャンス 69

第二章 大型化する国産材製材工場 71
  シボサイ? 71/驚くべき慧眼 73/ベスト30に七社の国産材製材 75/ぼんやりとした思い 78/機関銃型の製材産地 80/切り込み隊長 83/宮崎の競争相手はロッキー山脈 84/九四〜九六年が柱角需要のピーク 86/スギの安定供給実現 88/阪神大震災 89/対米ツガ競争から撤退してKD化に—外山木材— 92/KD化で真の企業化が可能に 93/プレカットが規模拡大の出発点—木脇産業(株)— 97/プレカットとKD化に邁進 99/テイベツハイソウ 101/究極の実需型流通 104/ロボットの生産性向上 105/一五分で一台のトラックが工場に 107/丸太の強度別仕訳—都城製材協組市場— 109/新たな流通チャンネルの創出が課題 113/国際競争に勝つために 115

第三章 開国迫る巨大な黒船 119
 プロレス史観 119/中国木材伊万里 120/製材業は物流業 123/KD・EW・PCが国際商品の最低条件 125/米マツ三〇〇万m3の時代に 127/年間三〇万m3のスギ丸太需要が発生 129/スギ集成管柱一本一七〇〇円の衝撃 133/スギ丸太納入価格九五〇〇円/m3 135/ラミナ製材の歩留まりは五〇% 136/間伐材製材からラミナ生産へシフト 139/いわゆるB材問題 141/国産材維新 142/黒船インパクトがもたらすもの 145

第四章 国産針葉樹にシフトする合板業界 149
  身近な存在、合板 149/一〇〇年の歴史を誇る合板産業 150/南洋材の黄金時代 152/物々交換のムラ 153/針葉樹合板を可能にした技術革新 155/新たな幕開け 158/「面」としてのスギの利用 159/国産材を利用している合板工場 161/苦い経験 163/再びスギの利用へ 165/ネダノンが変えた先入観 167/B材活用で「山が動く」 171/三ヵ月で一万m3の丸太集荷 173/日本一の合板工場 176/一二㎜クラスでオールスギは難しい 177/素生連を窓口にスギを集める 179/選挙ポスター掲示板にスギ合板 182/「合板は中に使う」固定観念からの脱却 183/合板ながらムク板と同じ 185/二つの販売戦略 186/国産材利用の領域が拡大 188

第五章 新しい住宅ビジネス 191
  作ったら終わり 191/二人のもっこす 192/小面積皆伐の効用 197/直販に転換 199/典型的な地域ビルダー 201/直送は一二〇m3から五二〇〇m3へ増加 203/消費者と月一回の勉強会 207/丸太の生産調整の必要性 209/家づくりは森づくり 211

第六章 海を渡る国産材 213
  めざすは釜山港 213/海を渡る国産材 215/韓国輸出は産直事業の延長 216/木造住宅への関心の高さ 218/木造で建ててよかった 220/江南の高層アパートに住むのが夢 223/韓国の宅地開発 225/投資の対象としてのアパート 227/ソウル人口の二五%が毎年引越し 230/アパート向けの製材加工・流通 231/コストが嵩む一戸建て 234/狭隘な木造住宅市場 236/韓国版木造住宅のイメージとは? 238/韓国産材の需要拡大と「森づくり」が政策の要 240/日韓協力で木造住宅振興を 243

第七章 先進企業が拓く間伐材利用の新分野 245
 間伐材利用の新しい流れ 245/環境にやさしいカートカン 248/ 通販,宅配で販売個数を増加 249/年間五四億本のカートカン消費を目指して 251/間伐材で名刺、ハガキ、封筒—(株)山櫻— 252/増加するMDFに間伐材—エヌ・アンド・イー(株)— 254/紙・パルプと木質建材が共同出資 256/月間一万m3の生産量 258/マーケットイン方式のMDF販売 259/スティールと木材の併用—コクヨファニチャー(株)— 260/スギの柔らかさが欠点に 261/森林組合って欲がないのね 262/値段の高 さが難点、木製ガードレール—和光コンクリート工業(株)— 264/間伐材は森林整備の記号 266

エピローグ—木づかい新時代のデザイン— 269
  砂漠の緑化 269/緑の砂漠化 270/伐採収入で再造林は無理 273/風倒木処理に「この指とまれ」 274/国際価格よりも安い国産材 276/木づかい新時代のデザイン1 企業と市民の森づくりネットワーク 277/木づかい新時代のデザイン2 木材流通改革 278/木づかい新時代のデザイン3 丸太の生産調整 279/木づかい新時代のデザイン4 植林改革 280

あとがき 283

用語解説 287

前書きなど

国産材の様々な活用による
国内の森林の活性化が、
手にとるように分かる好著。
『木づかい応援団』としても推薦したい。
日本の環境を考えるための必読書です。

プロ野球マスターズリーグ委員会議長
大沢 啓二