世界の林業労働者が自らを語る

われわれはいかに働き暮らすのか


世界の林業労働者が自らを語る
ベルント・シュトレルケ, 菊間満 訳,
A5判 181ページ 並製
ISBN978-4-88965-207-9 C0061
在庫あり
奥付の初版発行年月:2011年03月
書店発売日:2011年03月30日

書籍の購入

定価:2,190円(税込2,365円)

お支払い方法…郵便振替後払い/銀行振込

※ 携帯でご覧の方に:このショッピングカートは携帯からは使えません。セブンアンドワイなど携帯に対応している外部サイトからのご購入をお願い します

他で購入

購入についての詳細ページへ >>


内容紹介

33カ国、55名の労働者が率直に「自分史」を語ったILO報告を初邦訳! 2011年3月15日第1版第1刷発行、2011年5月31日第1版第2刷発行

目次

森と労働を愛する人のための序文《石見尚》 5
はじめに《クレオパトラ・ドゥンビア=ヘンリー》 9
連絡先、面接調査者、写真撮影者 17
序文 19
ヨーロッパ
 【フィンランド】リスト・ニクラ 24
 【スウェーデン】インゲマール・サンディン 26
 【スウェーデン】エーリック・セーデルルンド 28
 【スウェーデン】ブロール・レーヴグレン 30
 【ノルウェー】グドゥルン・オルセン 32
 【イギリス】エドウィン・ローランズ 34
 【ドイツ】ユルゲン・コーラン 36
 【ドイツ/オーストリア】ハンス・シュタウダッハー  38
 【ドイツ/ポーランド】ヴェルヘルム・コッフ 40
 【ドイツ】シルヴィア・クルッパ 42
 【フランス】ミシェル・ブラン 44
 【スイス】アレン・ファノー 46
 【スイス】ラミズ・ヘタ 48
 【オーストリア】クロチルデ・ボーデン  50
 【スロベニア】スタンコ・スロデイ 52
 【スロベニア】ヤネス・ローバン 54
 【チェコ】パトゥル・ニェメツ 56
 【ルーマニア】ヴェルギール・ポシュカ 58
 【ロシア】オレーク・ルネゴフ 60
 【ロシア】マテウス・ゲンナージ・イワノヴィッチ 62
 【ギリシャ】ジョージ・ヴァキラス 64
 【スペイン】エリー・ピラール・リバス 66
 【スペイン】アントニオ・カステージョ 68
 【スペイン】ビセンテ・トーレス 70
 【ポルトガル】ペドゥロ・アントニオ・カサヴェリャ 72
 【ポルトガル】イナーシア・ジェローニモ 74
アメリカ
 【米国】ヴァージル・ウォレス 76
 【米国/グアテマラ】ファン・オスワルド・アセベド 78
 【カナダ】ドギー・コナーズ 80
 【カナダ】エド・ペリー 82
 【ブラジル】ライムンド・ペニシェ・トラヴァス 84
 【ブラジル】アルフレド・ダ・コスタ・ヴィアナ 86
 【ブラジル】ジョセ・ステニオ・ダ・シルバ 88
 【ブラジル】ジョセ・デ・アリマテイア・ペレイラ・デ・カルヴァーリョ 90
 【ブラジル】エレニルソン・デ・ジェスス・ロペス・ソアレス 92
 【ブラジル】エジバルド・ジェゼ・ネグレロ 94
 【チリ】イバン・ルディ・ノランブエノ・モヤ 96
 【チリ】ルベン・デ・ラ・クルス・ガジャルド・リオス 98
 【チリ】ロサメル・エドゥアルド・シフエンテス・コネヘロ 100
アフリカ
 【ガーナ】オーナブ・バチェ 102
 【カメルーン】ピエール・アンゴ 104
 【カメルーン】ポール・モリス・ンナンガ 106
 【ガボン】フランシス・ムボンバ 108
 【タンザニア】エゼキエル・ルクマイ 110
 【エチオピア】ジェマネシュ・イシャテ 112
 【ケニア】パメラ・アティエノ 114
 【レソト】マープレ・エネスティナシィティカ 116
アジア―太平洋
 【日本】タカミツ・カワモト 118
 【日本】ミツユキ・ヤマスギ 120
 【日本】ヤスカザ・タヤ 122
 【韓国】 アン・グァンヒ 124
 【インド】ナシル・フセイン 126
 【オーストラリア】ルネ・アンガーマン 128
 【ニュージーランド/フィジー】コロイ・ジリナカウモリ 130
 【ニュージーランド】ロジャー・ティ・アホ 132
日本の林業労働者が自らを語る(2010)《菊間満》 135
 高橋宮子 138
 高山静代 140
 上山康成 142
 東 仁 144
 木虎治男 146
 足立勝巳 148
 中越守雄 150
森林組合を「労働」から再考する《菊間満》 153
訳者解説 物語から見えてきたのは、日本の林業労働者政策の転換である 165
編者紹介・訳者紹介 175

前書きなど

「はじめに」から
 林業は木や森林が目的ではない、人々が目的なのである。専門的な林業労働者は数百万人しかいないが、しかし彼らは重要な鍵の役割を演じている。資格をもった、意欲のある労働者と技術者なしに、各国政府と国際的な政策努力が目指す森林の持続的管理は、決して実現しないであろう。けれども、われわれは森林の内外に住んでいる人々について、どのくらいわかっているだろうか。暮らしのために森林を頼みにする人々は誰なのだろうか。この書籍は、これらの極めて重要な問題を解く方法への、さらに国際的な政労使の三者構成の政策協議が自由主義に影響を及ぼす方法へ認識を高めることに、若干の助けをしてくれる。われわれは、この人的側面への留意により、交渉がより適切なものとなり、より良い結果がもたらされることを期待する。
 ILO部門別活動計画部長 クレオパトラ・ドゥンビア=ヘンリー