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被災した合板工場、7月には生産再開へ

被災した合板工場、7月には生産再開へ

日本合板工業組合連合会は5月24日に今年度の通常総会を東京都内で開催した。総会後の記者会見で、同会会長の井上篤博・セイホク(株)社長は、東日本大地震で被災した太平洋沿岸部の合板工場(「林政ニュース」第410・411号参照 […]

栄村の住宅再建へ「長野県産認証合板」を供給、覚書を結ぶ

栄村の住宅再建へ「長野県産認証合板」を供給、覚書を結ぶ

地震による被災で住宅等の再建が必要になっている栄村に合板を確実に届けるため、長野県と同村、同村森林組合、長野県森林組合連合会、長野県木材協同組合連合会、信州木材認証製品センター、林ベニヤ産業(株)の7社は4月26日に覚書 […]

海岸防災林の再生へ、有識者検討会を設置

海岸防災林の再生へ、有識者検討会を設置

林野庁は、東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸防災林の再生策を検討する有識者委員会を設置する。被災海岸に堆積しているがれきを有効利用して人工砂丘をつくり、その上に森林を造成する「多機能海岸防災林」(「林政ニュース」第41 […]

臨時校舎「陸中海岸青年の家」の教室に秋田スギのパーテーション

臨時校舎「陸中海岸青年の家」の教室に秋田スギのパーテーション

岩手県大槌町の大槌小学校と山田町の船越小学校が臨時校舎としている「陸中海岸青少年の家」に、秋田プライウッドの合板と秋田スギを使ったパーテーション(間仕切り)が届けられ、木で囲まれた教室や職員室ができあがった。両校の校舎は […]

被災地復旧目指し今年度第1次補正予算が成立

被災地復旧目指し今年度第1次補正予算が成立

東日本大震災の復旧費約4兆円を盛り込んだ今年度(平成23年度)第1次補正予算が5月2日に成立した。内容は、被災者の生活支援やがれき撤去、仮設住宅の建設促進費などが中心。政府・与党は、引き続き第2次補正予算案を編成し、本格 […]

【東日本大震災】第1次補正予算案閣議決定、林野関係でがれき処理、流木回収も

【東日本大震災】第1次補正予算案閣議決定、林野関係でがれき処理、流木回収も

政府は東日本大震災からの復旧に向け、総額は約4兆円の今年度(平成23年度)第1次補正予算案を4月22日に閣議決定した。農林水産関係の予算額は3,817億円で、このうち林野庁関係分は345億円。山地施設災害復旧等事業(15 […]

震災対応や新「森林・林業基本計画」などを議論、林政審

震災対応や新「森林・林業基本計画」などを議論、林政審

4月21日に林政審議会が開催され、東日本大震災への対応状況や、新たに策定する「森林・林業基本計画」に盛り込む目標数値などについて議論した。また、4月15日に成立した改正森林法が22日に公布され、森林に立ち入り調査できる者 […]

【東日本大震災】住田町が5月末までにオリジナル仮設住宅を110棟建設

【東日本大震災】住田町が5月末までにオリジナル仮設住宅を110棟建設

岩手県の住田町が地元産のスギ材を使ったオリジナル仮設住宅を建設して注目を集めている。同町に隣接する大船渡市、陸前高田市、釜石市などが甚大な津波被害に見舞われたため、同町単独で約2億5,000万円を投じ、5月末までに第1弾 […]

改正森林法が成立、震災関連で参議院でもスピード審議

改正森林法が成立、震災関連で参議院でもスピード審議

森林法の一部改正案(「林政ニュース」第410号参照)が4月15日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立した。同法は、震災の復旧・復興に寄与すると与野党が判断し、スピード審議が行われた。4月中~下旬に公布され、3段階に分 […]

【東日本大震災】全森連が丸太供給情報を収集、相談窓口設置

【東日本大震災】全森連が丸太供給情報を収集、相談窓口設置

全国森林組合連合会は4月7日に国産丸太の安定供給に関する声明を出した。都道府県森林組合連合会で丸太供給可能量に関する情報を収集し、受け入れ可能な合板工場等とマッチングを行うほか、森林組合系統材についての問い合わせ窓口を設 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本