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盛土災害防止検討会が新たな法制度と規制強化を提言

盛土災害防止検討会が新たな法制度と規制強化を提言

26人が死亡した静岡県熱海市の土石流災害(「林政ニュース」第657号参照)を受け、政府の「盛土による災害の防止に関する検討会」は昨年(2021年)12月20日の第4回会合で、新たな法制度を創設して規制や罰則を強化すべきと […]

山地災害危険地区を含めて危険な盛土を総点検

山地災害危険地区を含めて危険な盛土を総点検

静岡県熱海市の土石流災害(「林政ニュース」第657号参照)を受け、山地災害危険地区を含めた危険な盛土の総点検が始まった。政府は8月10日に「盛土による災害防止のための関係府省連絡会議」を開き、重点点検対象エリア(箇所)に […]

梅雨期本格化を踏まえ「山地災害防止キャンペーン」実施中

梅雨期本格化を踏まえ「山地災害防止キャンペーン」実施中

林野庁は都道府県・市町村と連携して、「令和3年度山地災害防止キャンペーン」を6月30日(水)まで実施している。本格的な梅雨期に入っていることを踏まえ、山地災害パトロールや山地災害危険地区等の説明会などを集中的に行うことに […]

「吉野川上流治山事業所」の開所式を行う

「吉野川上流治山事業所」の開所式を行う

2018年の「平成30年7月豪雨」で被災した徳島県三好市と高知県大豊町で、県境をまたいだ民有林直轄治山事業(「林政ニュース」第633号参照)を実施する拠点となる「吉野川上流治山事業所」の開所式が4月20日に開かれた。約5 […]

全国初!配達車両に「山火事注意」ステッカー

全国初!配達車両に「山火事注意」ステッカー

岩手県沿岸広域振興局(釜石市)の農林部は、全国で初めて郵便局と宅配業者の配達車両を利用して山火事防止を呼びかける活動を行っている。山火事防止運動月間である5月末まで、釜石地区で配達作業を行う車両に「山火事注意」のステッカ […]

ナラ枯れ被害が再び拡大、北海道でカシナガを発見

鎮静化の兆しをみせていたナラ枯れ被害が再び拡大してきている。林野庁が1月15日に発表した速報値によると、今年度(2020年度)の被害量は約18万5,000m3で、前年度の約6万m3から大幅に増加した。また、森林総合研究所 […]

災害時に林道を「代替路」として活用、来年度新規要求

災害時に林道を「代替路」として活用、来年度新規要求

自然災害が多発していることを受け、林野庁は来年度(2021年度)予算要求に「山村強靭化林道整備事業」(5億円)を新たに盛り込んだ。災害時でも緊急車両や物資輸送車が通行しやすいように林道を整備し、一般道が不通になっても「代 […]

天竜森林組合・静岡県・中部電力が停電防止事前伐採事業

天竜森林組合・静岡県・中部電力が停電防止事前伐採事業

静岡県の天竜森林組合は、県と中部電力(株)からの発注に基づき風倒木による停電を防ぐための事前伐採事業に着手した。異常気象による災害が多発していることを踏まえ、倒木の恐れのある立木などを取り除いて災害リスクの低減化を図るこ […]

「豪雨災害に関する今後の治山対策の在り方検討会」を設置

「豪雨災害に関する今後の治山対策の在り方検討会」を設置

林野庁は、新たに「豪雨災害に関する今後の治山対策の在り方検討会」を設置し、9月25日に1回目の会合を開催した。気候変動の影響で豪雨災害が頻発し被害が激甚化していることを踏まえ、治山対策の今後の方向性について検討し、今年度 […]

山地災害調査を迅速化するニューアプリを開発

山地災害調査を迅速化するニューアプリを開発

「令和2年7月豪雨」(「林政ニュース」第633・634号参照)で発生した山地災害の実態把握で、スマートフォンなどのモバイル端末で利用可能な調査アプリが初めて用いられ、実用性が確認された。「通信困難エリアにおける山地災害対 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本

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