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国産素材(丸太)の供給量続伸、シェア83.1%にアップ

国産素材(丸太)の供給量続伸、シェア83.1%にアップ

農林水産省は、2019(令和元)年の「木材統計」を4月30日に公表した。同年の素材(丸太)需要量は2,634万8,000m3で前年(「林政ニュース」第604号参照)より19万7,000m3(0.7%)減少したが、国産材の […]

高性能林業機械の保有台数が1万台近くに増加

高性能林業機械の保有台数が1万台近くに増加

林野庁は、2018年度末時点の高性能林業機械の保有状況をまとめ、3月16日に公表した。総数は前年度から720台増えて9,659台となった。最も多いのはフォワーダの2,650台(前年度より176台増)。次いで、プロセッサの […]

林業産出額が18年ぶりに5,000億円超える

林業産出額が18年ぶりに5,000億円超える

木材やきのこ類などの林業産出額が18年ぶりに5,000億円を超えた。農林水産省が2月19日に公表した最新データによると、2018年の林業産出額は、前年より156億円増えて5,026億円(対前年比3.2%増)となった。20 […]

東北の素材生産業は人手不足が問題、日本公庫が調査

東北の素材生産業は人手不足が問題、日本公庫が調査

日本政策金融公庫は、東北6県の素材生産業者140社を対象に行った「林業動向調査」の結果を2月28日に公表した。経営上の課題では80%近くが「従業員の確保」をあげ、「生産設備」や「山林・立木の不足」を懸念材料とする回答も4 […]

農林水産叢書『木材利用と地球環境』のPDFを無料公開

農林水産叢書『木材利用と地球環境』のPDFを無料公開

大日本山林会と木材サミット連絡会は、農林水産叢書No.82『木材利用と地球環境─持続可能な社会に向けて─』を刊行した。機関誌『山林』で2018年4月から13回にわたって掲載されたシリーズを1冊にまとめた。全文のPDFデー […]

「スマート林業報告会」の発表資料を公開中

「スマート林業報告会」の発表資料を公開中

日本森林技術協会は、2月25日に開催した「スマート林業の取組に関する報告会」の発表資料をWEB上で公開している。井上岳一・日本総合研究所創発戦略センター シニアスペシャリストによる基調講演の内容や各地域の取り組み状況など […]

昨年の木材輸出額は前年比1%減の348億円にとどまる

昨年の木材輸出額は前年比1%減の348億円にとどまる

右肩上がりで増えてきた木材輸出にブレーキがかかり、昨年(2019年)の木材輸出額は346億円で対前年度比1%減にとどまった。主要輸出国である中国市場が米中貿易摩擦や新型コロナウィルスなどの影響などで揺れており、今後を見通 […]

忘れ去られていた「ブドウハゼ」を天然記念物に再指定

忘れ去られていた「ブドウハゼ」を天然記念物に再指定

和歌山県の“忘れ去られていた”特産品・葡萄櫨(ブドウハゼ)の原木が県の文化財(天然記念物)に1月23日付けで再指定された。ブドウハゼは昭和中期に文化財指定が解除されていたが、2017年にりら創造芸術高等学校の生徒が“再発 […]

所有者不明森林を「手入れすべき」が9割、8年ぶり世論調査

所有者不明森林を「手入れすべき」が9割、8年ぶり世論調査

内閣府は、8年ぶりに行った「森林と生活に関する世論調査」の結果を11月29日に発表した。新たに所有者不明森林の取り扱いに関して聞いたところ、間伐など何らかの手入れを行うべきとの意見が9割に上った。農山村への定住や森林ボラ […]

6割の市町村が譲与税を森林整備に活用、3割は基金化

6割の市町村が譲与税を森林整備に活用、3割は基金化

9月に初めて全国の自治体に配分された森林環境譲与税(「林政ニュース」第614号参照)の使途に関する最新動向が明らかになった。総務省と林野庁が全国の1,741市町村から聞き取り調査を行った結果、間伐等の森林整備に取り組む市 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本