森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第63回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第63回「N&E と C 材・MDF 活用協議会の原料確保戦略」(『林政ニュース』第352号(2008(平成20)年11月5日発行)掲載)をアップしました。
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日本の林材業界が急変している。つい4、5年前までは、製材業(A材)を軸に展開していたが、その「林材蜜月時代」に終焉を告げるかのように割り込んできたのが、集成材・合板(B材)とチップ(C材)である。情報化時代の今、時代の変化に疎い山側も、C材まではなんとかイメージできるようになった。しかし、その先のD材(その他枝・葉)やそれに近いC材になると未知の世界だ。ところがここでも激変が起こっている(第348号(中越パルプ(株))、第349号(永大産業(株))参照)。そこで遠藤日雄・鹿児島大学教授は四国へ渡った。訪問先はMDFメーカー大手のエヌ・アンド・イー(株)(徳島県小松島市、小林良一・代表取締役社長、以下「N&E」と略称)。社名のNは日本製紙(株)、Eは永大産業(株)のイニシャルを合わせたもので、両者の共同出資で誕生した会社だ。 
目次▼
MDF原料の安定確保へ、C材の供給目標1万m3 
補助なし間伐でチップ工場着値は6500円/m3 
協議会からの間伐チップ納入は月1700トンに増加 
戦略商品はNEOボード、ヒノキチップが増えていく 
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日本林業調査会
(J-FIC)の本