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木材輸入額2年連続1兆円割れ、1位中国

昨年(2010年)の木材輸入実績がまとまった(林野庁が3月30日に発表)。木材輸入額は前年より13%増の9,160億円となったが、前々年比では21%減と、2年続けて1兆円を下回った。ただし、ドル換算では、円安が進行したため、前年より20%増加して2年ぶりに100億ドルを上回った。輸入先国の第1位は中国で木材輸入総額の14%を占めている。主な輸入品目は合板・集成材などのボード(板)類や割り箸など。また、上位10ヵ国のうちフィリピンだけは輸入額が3年連続で増えている。主な輸入品目は建築用木工品で、フィリピンからの木材輸入総額の約8割を占めている。

日本林業調査会
(J-FIC)の本