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花粉症対策でスギ人工林を10年後に約2割削減

政府が新設した「花粉症に関する関係閣僚会議」(「林政ニュース」第699号参照)は、5月30日に2回目の会合を開き、10年後に向けた「花粉症対策の全体像」を決定した。最優先課題に「発生源対策」をあげ、10年後の2033(令和15)年度までにスギ人工林を約2割減少させる目標を掲げた。農林水産省と林野庁も、同日付けで「花粉発生源スギ人工林減少推進計画(略称:スギ伐採加速化計画)」を公表、年内に「林業活性化・木材利用推進パッケージ」を策定して、目標達成に取り組む方針を明らかにした。→詳しくは、「林政ニュース」第702号(2023年6月7日発行)でどうぞ。

日本林業調査会
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