森と木と人のつながりを考える

震災から1年、放射性物質の挙動把握などが課題

農林水産省は3月8日に地震災害対策本部と原子力災害対策本部の合同会議を開き、東日本大震災から約1年を経過した対応状況をチェックした。林野関係では、現時点で約6㎞の海岸防災林復旧工事に着手しており、概ね10年で全体の復旧を完了する予定。原発事故対策では、森林内や渓流水における放射性物質の挙動把握などが課題になっている。鹿野農相は、「現場との距離があってはならない」と訓辞した。

日本林業調査会
(J-FIC)の本