1931(昭和6)年設立の細田木材工業(東京都江東区)が「高機能化木材」の生産に力を入れている。北洋材の製材業者として産声を上げた同社は、いち早く木材の人工乾燥に取り組んだ後、ツキ板化粧合板、集成材、フローリング、ウッド […]
福井県(杉本達治知事)と福井県経済団体連合会(八木誠一郎会長)は、10月22日に「ふくい県産材利用推進に関する協定」を締結した。「ふくいの木づかい企業」の木造・木質化などを支援し、民間活力によって県産材利用の一層の拡大を […]
岡山県森林組合連合会と林ベニヤ産業は、県産材100%の合板を開発し、9月下旬から販売を始めた。発売されたのはフェイス・バック(表・裏材)にヒノキ、コア(芯材)にスギを使った構造用合板で、サイズは12mm×910mm×1, […]
Raicho(長野県松本市)とやまとわ(長野県伊那市、「林政ニュース」第645号参照)は、9月11・12日に中部山岳国立公園の乗鞍高原で、シラカバを使ったベンチ「kimama」をつくるワークショップを行った。「kimam […]
長野県伊那市の有賀製材所(有賀真人社長)は、「丸太1本を使い切る」をモットーに、A材は建築用材、B・C材は梱包用材に製材し、D材は暖房用の薪に加工して有効活用している。薪の大半は蓄熱式暖房器具・ペチカの燃料になっており、 […]
創業から134年目を迎えている辻井木材(京都市、辻井重社長)が「木の総合サポート企業」を目指して事業の幅を広げている。市売事業からは約10年前に撤退し、プレカット事業を中軸に据えて住宅資材の販売事業を強化。施主向けサービ […]
北海道芦別市に本社を置く合板メーカー・滝澤ベニヤが高品質・高級路線を徹底して、独自のマーケットを切り拓いている。看板製品である「シナ共芯合板」はm3当たり約30万円、色紙と単板を組み合わせた「Paper-Wood(ペーパ […]
山口県長門市のシンラテックが広葉樹・シイの用途を広げている。シイの良材は建築・フローリング用に製材・加工し、それ以外の材をパルプやバイオマスチップ用に回すだけでなく、シイの葉は自然動物公園にいるキリンの餌として提供。1本 […]
神奈川県川崎市のVUILD(ヴィルド)が「デジタルファブリケーション」による木製品の開発・製造事業を強化している。3次元加工マシン「ShopBot(ショップボット)」を中核にして、高精度でデザイン性の高い木製品をオンデマ […]
熊本県がブランド化に取り組んでいる「阿蘇南郷檜(あそなんごうひ)」(「林政ニュース」第484号参照)の販路が広がってきている。阿蘇南郷檜は、約260年前の宝永年間から阿蘇地域で直挿しによって植え継がれてきたヒノキの挿し木 […]