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農林水産省が「建築物木材利用促進協定」を初めて締結

農林水産省が「建築物木材利用促進協定」を初めて締結

農林水産省は3月9日、改正木材利用促進法に基づく「建築物木材利用促進協定」(「林政ニュース」第653号参照)を民間企業・団体等と初めて結んだ。農林水産大臣は木材利用促進本部長をつとめており、同省が自ら協定の締結者となって […]

東京都が「木材利用ポイント事業」で1億2,000円分交付へ

東京都が「木材利用ポイント事業」で1億2,000円分交付へ

東京都は、来年度(2022年度)から新たに「木材利用ポイント事業」を実施する。多摩産材など国産材を使った住宅の購入者に対し、木材使用量に応じて総額約1億2,000万円分のポイント(1ポイントは1円相当)を交付し、需要の喚 […]

盛土規制法案を閣議決定、「スキマのない規制」実施へ

盛土規制法案を閣議決定、「スキマのない規制」実施へ

政府は3月1日に、盛土規制法案を閣議決定した。昨年(2021年)7月に静岡県熱海市で発生した盛土崩壊による大規模な土石流災害(「林政ニュース」第657号参照)と、全国レベルで実施した盛土の総点検(「林政ニュース」第668 […]

森林環境譲与税の利用促進へ、自民党プロジェクトチームが検討

森林環境譲与税の利用促進へ、自民党プロジェクトチームが検討

全国の自治体に交付されている森林環境譲与税の利用促進が政治課題に浮上している。譲与税は、2019年度と翌20年度で計500億円が市町村に配分されたが、過半の54%にあたる約271億円は基金に積み立てられ、支出が先送りされ […]

「森林・林業・木材産業への投資のあり方検討会」が集中的に議論

「森林・林業・木材産業への投資のあり方検討会」が集中的に議論

林野庁は、新たに「森林・林業・木材産業への投資のあり方に関する検討会」を設置した。経済界が一斉に「脱炭素化」に動く中で、森林などが投資対象として注目されてきている。これを踏まえ、現状分析と今後の対応方向などについて集中的 […]

荒廃農地の森林化を支援、2022年度から新事業

荒廃農地の森林化を支援、2022年度から新事業

農林水産省は、人口減少や担い手不足で増加している荒廃農地を計画的に森林化して有効活用を図る新たな支援事業を来年度(2022年度)から始める。有識者らで構成する「長期的な土地利用の在り方に関する検討会」(「林政ニュース」第 […]

2020年度は市町村の7割が譲与税活用、基金化は2割

2020年度は市町村の7割が譲与税活用、基金化は2割

総務省と林野庁は、2020(令和2)年度に全国の自治体に配分された森林環境譲与税の利用状況に関する調査結果を昨年12月10日に公表した。20年度は全国の1,741市町村に計340億円、47都道府県に計60億円、総額で40 […]

高知県が「木材利用推進宣言」、同友会の呼びかけに呼応

高知県が「木材利用推進宣言」、同友会の呼びかけに呼応

高知県は、昨年12月6日に開催した県産材利用推進本部会(本部長=濱田省司知事)で「木材利用推進宣言」を行い、県が率先して木材利用を拡大することを表明した。同県は、経済同友会が立ち上げた「木材利用推進全国会議」(「林政ニュ […]

2022年度予算決定、林野公共は4年連続で目標額突破

2022年度予算決定、林野公共は4年連続で目標額突破

政府は、12月24日の閣議で来年度(2022年度)当初予算を決定した。林野関係の概算決定額は対前年度98.4%の2,985億円。主力の一般公共事業には同100.1%の1,869億円が計上され、今年度(2021年度)補正予 […]

建築士会連合会と国土交通省が木材利用促進協定を締結

建築士会連合会と国土交通省が木材利用促進協定を締結

日本建築士会連合会(近角真一会長)と国土交通省は、11月20日に改正木材利用促進法に基づく「建築物木材利用促進協定」(「林政ニュース」第653号参照)を締結した。同協定を結ぶ動きが福井県(「林政ニュース」第664号参照) […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本