森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第310号


B5変型判  
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-310-6 C0061
在庫あり

書店発売日 2007年02月07日

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目次

【表紙】
「木づかい応援団」のプロ野球マスターズリーグが1月29日に東京都内のホテルで「2006年度表彰式・感謝の会」を開催した。ベストナイン賞受賞者代表のカズ山本選手に、辻健治・林野庁長官がカートカンを贈呈した。

【ニュース・フラッシュ】
◆国産材シェア10年後に6割へ、基本方針 柱、梁・桁、土台など部材別に目標示す
 ▽業界再編に3タイプ、中小・零細にも配慮
◆奥入瀬渓流落下枝訴訟、国が上告手続き 控訴審も敗訴、被災女性への賠償増額
 ▽ブナの管理主体は? 国と青森県の対立が先鋭化
◆「日本森林管理協議会」が発足記念シンポ開催
世界の動き 中国の大手林産企業に海外資本が触手

【緑風対談】
職務淡々・国有林野事業の課題 新体制移行に向けた検討本番へ
 ▽23年度から新体制に移行、嵐の前の静けさか…
 ▽ポイントは国有財産、来年度中に大筋固める
 ▽来年度も一般会計受入額が続伸、8・6%増
 ▽伐採量増も林産物収入は横ばい、人員縮減継続

【遠藤日雄のルポ&対論】
集団間伐とミニコンビナート・かが森林組合
 ▽毎年200haの実績、細かな集材路で出材率向上
 ▽117名の林産組合長がまとめ役、労務班を分社化
 ▽中国輸出の拠点でもあるミニコンビナート

【地方のトピックニュース】
◆香川松下電工が木屑をセメント燃料に売却 月間100t、産廃処理から有価販売へ
◆日田市ウッドコンビナートが他業種受入れへ 分譲進まず方針転換、県との協議を開始
◆石川県の海岸林で粘土団子種子の緑化実験 食害防止・成長促進に効果、簡便さも
◆秋田県の登山道にプレストレスト木橋 運搬・架設容易、コスト削減にも効果
◆鶴岡市が木造公共施設の建設で地元産木材を分離発注
◆和歌山県でも「四万十式道づくり」研修会を開催
◆大阪府と地元協議会が河内産木材をセミナーでPR

【ルポ】
1年1mのスーパー苗木で下刈りゼロ 速水林業の新たな挑戦
 ▽4年で4m弱の高成長、下草より先に伸びる
 ▽育林費用を3分の1に、ラジアータパインに負けない
 ▽林野庁補助を活用、市場ニーズに合った育種へ

【グローバルウォッチ】
新・ロシア森林法典が1月1日に発効──主要改正点を見る
 ▽森林(開発林)の私的所有は基本的に認めず
 ▽政策・管理権限を地方政府へ、分権化へ舵切る
 ▽入札価格のみで利用権者を決定
 ▽煩雑な伐採許可手続きから伐採権者を解放
 ▽当局者も認める法律的な不備、現場は改革疲れの状況

【木のあるくらしご案内】
アウトドアでも活躍 「ナチュラルトレー」

【りんせいダイアリー300秒】
◆小笠原諸島が世界遺産候補暫定リストに
◆吉野の林業用具が重要民俗文化財に
◆福井県が第60回全国植樹祭基本構想策定
◆林経協が森林再生フォーラム、伐期を議論
◆研究・技術開発の新戦略、エタノール推進
◆来年度の森林・山村地財措置、新規2本

【人事・消息】
林野庁人事異動(1月25日付け)

【広告】日本林業土木株式会社

上記内容は本書刊行時のものです。

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