森と木と人のつながりを考える

日本林業調査会(J-FIC)の生成AI利用に関するガイドライン

2022年から様々な生成AIツールがリリースされ、急速に普及拡大しています。これらのツールは私たちの仕事のありようを一変させています。(株)日本林業調査会(J-FIC、以下「当社」と略)でもこれらのツールを活用・研究し、コンテンツ作成への利用を検討してきました。
本ガイドラインでは、「林政ニュース」や書籍などの当社刊行物において、生成AIツールをどのように使用し、使用しないかを説明します。また、生成AIツールは日々進化を遂げているので、本ガイドラインもその都度更新していきます。
当社では、chat GPTをはじめとした大言語モデルの文章生成AIツールを活用し、検索・編集作業の効率化、新規アイディアの立案、およびコンテンツの質と量の向上を目指します。
一例として、検索作業の効率化では、Bing、Bard、Perplexityなど引用リンクを記載する検索エンジンを使用します。編集・文字起こし作業の効率化や、新規アイディアの立案、記事の推敲・校正、およびSNS向け発信文の作成にあたっては、chat GPT、Bing、Notion AIなどを使用します。
生成AIツールによる文章生成には、事実と異なる文章を生成する「ハルシネーション」の問題が伴います。この問題を避けるため、当社では、すべてのコンテンツについて専門的な見地からファクトチェックを行った上で、コンテンツを推敲・編集して公開します。
また、生成AIツールの使用にあたり、入力データが学習データに使用される場合があります。入力データには細心の注意を払って使用します。
当社では、生成AIツールによって生成された文章が、当社の編集部基準に届かない場合は使用しません。これにより公平性と透明性を確保し、コンテンツに関する責任を当社が負うこととします。
生成AIツールには、画像生成AI、動画生成AI、音声生成AIがありますが、当社では、誌面および発信の構成上、当面は使用することはありません。使用する場合には、随時検討を行い本ガイドラインに反映します。
最後に、生成AIツールに対するスタンスを改めて表明します。
当社では自覚的かつ積極的に生成AIツールを道具・アシスタントとして利用し、その特性を見極めながらコンテンツの質と量を向上させていきます。これらのツールの得失を見極めながら、森林・林業・木材産業などに関わる事柄や情報などを正確に読み取り発信していくことに努めてまいります。

2023/07/12
(株)日本林業調査会 代表取締役社長 辻 潔

日本林業調査会
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