森と木と人のつながりを考える

 

「林政ニュース」第323号


B5変型判  
定価 880円 (本体価格 800円)
ISBN978-4-88965-323-6 C0061
在庫あり

書店発売日 2007年08月29日

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目次

【表紙】
四国森林管理局では初めてとなる教員向け研修会「森林の楽(学)育講座」が7月末から8月初めにかけて行われた。

【ニュース・フラッシュ】
◆来年度林野予算要求は4622億円、17・1%増 「美しい森林」を推進、国有林は4757億円
◆森林への期待、第1位は「温暖化防止」 「災害防止」抜く、費用負担にも理解
 ▽木材利用は「森林整備に役立つ」、バイオマスにも期待感
◆提案型施業を組合員所有面積の8割で、長官通知改正
◆合法木材の調達方針を策定、大手ゼネコンなど
話題を追う 波紋広がる「緑のオーナー」元本割れ問題

【緑風対談】
来年度林野庁予算要求の中身をみる 新交付金、花粉抑制、緑機構廃止など
 ▽非公共でも森林整備推進、14・8%増を要求
 ▽間伐資金の利子を国が負担、事後精算・損失補填も
 ▽新設交付金を市町村に直接配布、特措法案提出へ
 ▽花粉飛散量を10年で半減、苗木供給1千万本目標
 ▽木材の「質」を重視し、邸別配送拠点を整備
 ▽緑機構の受け皿に森林総研、「山のみち交付金」創設

【遠藤日雄のルポ&対論】
国産スギの本格利用に踏み切った銘建工業(株)
 ▽地元が全面協力、スギ原木の確保にメド
 ▽「製材品と集成材は同じ」が新工場の基本コンセプト
 ▽スギ集成柱の生産目標は月8万本、4倍増目指す
 ▽輸入ラミナ高騰、1m3売ると1万円損をする
 ▽「外材を大事に使わせてもらう時代」になる

【地方のトピックニュース】
◆長野県産原木の直送へ、ICタグで管理 新設の素材情報センターが取引情報集積
 ▽プロセッサ造材時に原木生産データを自動計測
◆対馬から山佐木材にヒノキラミナ出荷 端材は島内のチップボイラーで活用
◆兵庫県が古民家再生促進事業、景観保全へ 専門家が無料アドバイス、木造技術継承
◆高知県が「くくりわな」の使用規制を解除 深刻化する食害対策で、狩猟期間延長も
◆大谷塗料(大阪市)が国産針葉樹向け商品を強化
◆仙台森林署が花粉対策で強度間伐、今年度から5か年事業
◆四国局が「森林の楽(学)育講座」、初の教員向け研修会
◆宮崎県産クスから天然樟脳を製造、東京の有機本業が発売

【次世代技術】
遺伝子組換えで「スーパー樹木」を開発
 ▽ポプラ、ユーカリで先行、スギゲノム解読は膨大な作業
 ▽開発課題に優先順位、住民への情報提供、安全重視を

【りんせいダイアリー300秒】
◆ポスト京都の森林吸収をテーマに検討会
◆松くい虫被害量64万m3で4年連続の減少
◆間伐・間伐材利用コンクールの作品募集!
◆9月3日にフィトンチッドフォーラム開催

【訃報】
松形祐堯さん(まつかた・すけたか=元宮崎県知事、元林野庁長官)

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(社)全国林業改良普及協会
森を育む紙製飲料容器普及協議会

上記内容は本書刊行時のものです。

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